じっぴコンパクト新書<br> 負け組の日本史―蘇我氏、平家、南朝、足利家、関ケ原西軍…その後どうなった?

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じっぴコンパクト新書
負け組の日本史―蘇我氏、平家、南朝、足利家、関ケ原西軍…その後どうなった?

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408456379
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0221

出版社内容情報

しぶとく生きのびた?そのまま滅亡した?大化の改新、関ヶ原の戦い、明治維新…。日本史の大事件の敗者たちの行方を追う!

内容説明

蘇我入鹿、新田義貞、石田三成、徳川慶喜…日本史の流れを変えるターニングポイントで敗れた者や家族は、その後、どうなったのか?しぶとく生きのびた者、意外にも出世した者、いつの間にか消えていった者、そして現代にまで続いている者…敗者がたどった、知られざるもうひとつの日本史。

目次

1 「節目の大戦」で敗れた負け組(「平家にあらずんば人にあらず」。そう言った平時忠がちゃっかり生きのびた!;滅亡直前に誕生した清盛の孫、鎌倉時代に大宰府の役人にまで出世! ほか)
2 しぶとく「生きのびた」負け組の執念(学問の神様の子孫は、学者一族として細々と存続した!;室町幕府とたびたび対立した鎌倉公方、その家系は明治維新まで粘っていた! ほか)
3 意外と「出世した」負け組の大逆転(排仏を唱えるも政争に敗れて消えた物部氏。その末裔でいちばん出世したのは、僧侶!?;天武天皇に敗れた大友皇子の子が、そのまま皇室に残って重鎮となっていた! ほか)
4 いつの間にか「消えた」負け組のゆくえ(中大兄皇子に味方した蘇我氏の傍流。その後、粛清されて根絶やしにされていた;2度も辛酸をなめた天才閣僚・吉備真備の復活と不肖の息子 ほか)
5 「現代まで続く」あの負け組の子孫たち(源頼義、義家親子に討伐された安倍氏の子孫は、なんと総理大臣!;茶器とともに爆死した松永久秀の子孫がケータイサービスの生みの親となった! ほか)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
歴史学者(日本近世史)。1957年岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

51
これは読んでいて楽しい。表題通り、歴史で負け組となった人たちの「あの人たちのその後」は?といった類の内容で、負け組のまま終わった人や、返り咲いた人など、その人や取り巻く環境でその人(達)の運命が変わっていく、そんな人生観のようなものが読み処で面白い。其々数ページで終わるのも魅力で隙間時間を利用して堪能した。2019/10/07

てつ

42
歴史初心者向けとは思いきや、意外と細かい知識を羅列している。知っている話も多かったが、実はかなりディープな話もあるので、中級者向けかな。電車本。2017/05/20

yamatoshiuruhashi

35
読友さんのレビューで知り購入。面白い。あの戦、この転換期に負け組になった個人、一族のその後はどうなったのか3~4ページで概説される。知らないこと多々あり。一族総根絶やしってのは技術的問題なのか日本人の感覚に合わないのか知らないが難しいんだな。其の血を引いた人たちがこんなところにもいたりする。どころか負けた本人が結構返り咲きしているのにちょっといい気分です。近年、〇〇の家系、子孫という言い方を否定する人たちのお説を散見するが、自分が存在する理由を知り感謝するには「家」のご先祖を大切にすることは大事です。2019/10/16

クサバナリスト

11
鎌倉・古河公房の成り立ちや、小倉藩の藩主の系統など関心があるが今一つ理解できていなかった流れを理解できた。歴史の出来事を単に出来事ととらえるだけでなく、そこに関連した人間がその後どうなったかを辿るのは興味深かった。2017/06/10

imagine

6
どこの地方にも平家落人や義経逃亡の形跡などがあることから気になっていたテーマ。歴史に記録された時点では「負け組」でも、その後復活したり、意外な子孫が現在も活躍している点が面白い。一方で、政財界がいかに前時代的な人間関係で構築されているかも思い知り、幻滅もさせられた。個人的に興味深かったのは、戦後に天皇の後継者として名乗り出た熊沢天皇と、瀬戸内海の海賊からキリシタン大名へと繋がる藤原純友。2019/04/25

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