内容説明
慣性の法則、運動量保存の法則…物理も数学同様、学生時代に苦手にしていた人が多い科目です。でも物理学ほど、わたしたちの実生活に役立っている学問はありません。世の中で起きているさまざまな事象は、物理の理屈で考えれば、多くの場合、説明がつくのです。物理という学問を学ぶほんとうの理由がわかれば、学習の意欲も一気に増してきます。
目次
第1章 力学はどう使う?
第2章 運動量とエネルギーはどう使う?
第3章 高校物理に復活する角運動量はどう使う?
第4章 周期運動の物理はどう使う?
第5章 惑星運動の物理はどう使う?
第6章 波の物理はどう使う?
第7章 電磁気の物理はどう使う?
著者等紹介
京極一樹[キョウゴクカズキ]
東京大学理学部物理学科卒。サラリーマンを経た後、理工学関係の実用書籍の編集や執筆を長年にわたって行ってきた。読者がほしい情報や知識を、豊富な図解をまじえてわかりやすく解説することを信条とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺあの
2
数学編よりは役に立つかも。字が小さくて疲れる2012/03/06
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
1
「数学のほんとうの使い道」と同じく、理系大学生以上が対象みたいな本。説明がちょっと固いのて、読みやすくはない。数学編と一部の内容が重複している。答えをどういった計算で求めるかという式変形の部分はたくさん書かれているけど、なぜその式を使うのかとか、式そのものの意味とか概念の説明が足りていない印象。数式の部分は、分からなければ読まずに解説文だけ拾い読みしたほうが楽しめる、かな?2016/10/04
Ashow
1
難しい物理が身近に感じることができる、という意味では中々面白い本だと思った。特に物理系を専攻している学生には下手な授業よりも勉強にもなって良いかもしれない。ただし、内容的には微分・積分などの難しい概念や計算などがあり、そういった数学的・物理的な知識を「知っている」必要があると思う。良くも悪くも理系の為の本だという気がする2013/01/16
ふーた
0
付箋は12枚。2015/07/15
kyo-204
0
物理の復習として、また、子供の夏休みの自由研究ネタとして利用しました。2014/07/01