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天下人の夢―信長・秀吉・家康

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408110561
  • NDC分類 281
  • Cコード C0021

内容説明

物語に描かれた事実、描かれなかった史実とは…三将の天下人としての器量。ふたりの碩学が物語と歴史の間合いを一刀両断。三人の生涯がひと目でわかる巻末折込年表付き。人物相関図、要図多数掲載。

目次

第1章 織田信長―戦国乱世を席巻した革命児の強さの秘密を探る(辛抱強かった若き日の信長―気の短い信長が八年の歳月をかけた最初の事業 肉親との戦いのなかで実力を養い続けた尾張統一までの日々;信長のリーダーシップ―他を圧倒するカリスマ性と、部下に有無を言わせぬ信長流の指導力は、どのように育まれたのか? ほか)
第2章 豊臣秀吉―天下を制した“人たらし”の本領を探る(秀吉の読心術―中国大返しを成功させた影にあった根回し術とは?;秀吉流金の使い方―天下統一の原動力となった、最も効果的な金の使い方とは? ほか)
第3章 徳川家康―戦国最後の勝者が身につけた老獪さの真髄に迫る(家康の経験値―信長・秀吉政権下で、ひたすら実力を蓄えた戦国最後の勝者;家康のナンバー2活用術―天下取りへ向けたブレーンの使い方とは? ほか)

著者等紹介

津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山市生まれ。東北大学法学部卒。サラリーマン生活を経て『深重の海』で第79回直木賞、豊臣秀吉を描いた『夢のまた夢』で第29回吉川英治文学賞を受賞。2005年第53回菊池寛賞を受賞。1997年(平成9年)に柴綬褒章、2003年(平成15年)に旭日小綬章

二木謙一[フタキケンイチ]
1940年東京都生まれ。國學院大學大学院日本史学専攻博士課程修了。國學院大學名誉教授。豊島岡女子学園理事長。文学博士。『中世武家儀礼の研究』(吉川弘文館)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆき

9
信長の超絶天才振りがこの3人を並べてみて良く分かるよね!しかし、信長と秀吉は晩年頭がおかしいとの評価。秀吉は明らかに認知症だったけど、信長もか!と・・・精神ちょっとおかしかったエピソード・・(自分を神にしちゃった)を読んで遠い目になった。あとは、大坂の陣の陣形は図面を見るだけで面白い!!!絶対包囲されすぎて勝てる気がしません。それを斬り込み隊長した真田さんがすごいと心から思う。2015/03/01

BluePlanet

4
★3.7 2014年3月10日発行。信長、秀吉、家康をバトンタッチの形で取り上げた「下天は夢か」「夢のまた夢」「乾坤の夢」と夢三部作を書いた津本陽氏と歴史家二木謙一氏の対談本。三英雄の器量・人物を発想・企画力・行動力・人材登用・人遣い・経営感覚といった視点から対談を再構成したとの事。改めて3人の違いが良く分かった。補佐役を置かず絶対的な権力者の信長、軍師・官僚に恵まれ人心掌握力の優れた秀吉、慎重に慎重を重ね、徳川四天王に代表される家臣に支えられた家康。戦国時代から大坂夏の陣までの歴史も改めて良く分かった。2016/02/14

Ryoko

1
作家の津本陽さんと歴史学者の二木さんの対談方式で三英傑の戦い方、人間性がわかる本。わかりやすく面白かった。戦国時代の戦が他国の戦いより規模が大きかったというのは驚いた。結局、トップになるにはカリスマ性や人望が必要ということか。光秀謀反の動機いろんな説があるけれどお二人は、いつか自分が信長から排除される恐怖だとしている。あの時点で信長が殺されたのは残念だけど、この時代の日本は本当に面白い。2020/06/15

はる

1
津本さんと二木さんの対談形式。 おもしろい。 信長、秀吉、家康。二人とも信長をかなり評価している。2014/10/16

パスカル

0
信長の野望は光秀の謀反で潰えてしまったわけだが、光秀はノイローゼだったって考えはしっくりきた。間近でプレッシャーを受け続けてたら、そら頭もおかしくなるわな。 2018/07/09

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