内容説明
「情報革命で人々を幸せに」―不世出の事業家・孫正義は、この先どこに向かっていくのか。いま、もっとも熱い男が見ている未来を、キーパーソンへの取材とロング・インタビューで解き明かす。
目次
第1部 孫正義をめぐる八人の人々(人々の幸せのために―三上喬 北九州市立引野小学校元教諭;歴史に名を残す―阿部逸郎 久留米大附設高等学校教諭;登る山を決める―アンソニー・トルヒーロ セラモンテ・ハイスクール元校長;挑戦が新技術や新ビジネスモデルを生む―ウィリアム・F・ミラー スタンフォード大学経営大学院名誉教授;インターネットとロボットの融合―ポール・サッフォー スタンフォード大学教授;『アリラン』に涙した日―林武志 朝日ソーラー会長;中国を制するものは世界を制す―ジャック・マー アリババ・グループ会長兼CEO;二人の天才―柳井正 ファーストリテイリング会長兼社長)
第2部 孫正義単独インタビュー
第3部 孫正義の特別講義―ソフトバンクアカデミア開校式
著者等紹介
井上篤夫[イノウエアツオ]
作家。1947年、岐阜県生まれ。早稲田大学中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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maimai
14
ソフトバンクの創始者、孫正義さんの自伝です。誰よりも勉強したという自負があるように食事のときもトイレのときも本わ手放さなかったというから驚きです。偉大なことを成し遂げる人はもの凄く努力をして、常軌を逸する熱意を持っていることがわかります。尊敬する経営者として必ず名が挙げられる孫さんですが、この本を読むと孫正義の姿が分かる気がします。卒倒するような高い理想と常軌を逸する熱意。偉人と言われる所以ですね。2015/03/10
とし
2
師匠から頂いた本。 世の社長は、社長だから偉い訳ではない。偉い人間だから、「志」があるから、社長になった。 『金も名誉もいらない、ただ人に志を残したい』2014/01/04
kkkamiki91
1
「志高く」の続編的な立ち位置で、孫を知る周辺人物と、孫自身へのインタビューを収録。前作ほどのめり込む内容ではないが、孫の二乗は参考になる。2018/06/25
隣のトロロ
1
「志高く」の続編。最近の孫正義の動向が示されている。2011年発行なのに、2014年に現れたペッパー君の存在が随所で現れる。孫正義の脳内を知るためには必読の一冊。2014/09/05
ふぇるけん
1
孫さんの名前と事業は知ってたけど、本人そのものについては知らないことが多かったなぁ~と思いました。今、日本でこれだけ情報化が進んでいるのも孫氏の貢献が大きいと思う。あとでDVDも観てみなければ。2010/12/02