内容説明
「偉大なる平凡人」が到達した「実学」「経営」「独立自尊」の教えを平易に説き明かした名著。
目次
福澤先生の言葉
ひとりの人の力でも
『役に立つ学問』の修業
体験は私に何を教えたか
実地における一歩一歩の邁進
特別対談 北城恪太郎氏×童門冬二氏―企業人・福澤諭吉を語る
著者等紹介
藤原銀次郎[フジワラギンジロウ]
1869年(明治2)長野県生まれ。1889年(明治22)慶応義塾卒業。松江日報主筆となる。1895年(明治28)三井に入社、三井銀行に勤務。その後、富岡製糸場の支配人等を経て、1911年(明治44)、苦境にあった王子製紙の専務に就任、種々の改革によって経営危機を乗り切る。社長就任後は他社との大合併を断行、国内90%のシェアを誇り、「製紙王」と呼ばれる。社長を引退後は政界での活躍の場を広げ、商工大臣、軍需大臣を歴任した。1938年(昭和13)、科学技術者の人材育成のため、藤原工業大学(1944年慶応義塾大学工学部となる)を創立する。1959年(昭和34)藤原科学財団を設立。1億円を寄付し、科学技術の発展に貢献した科学者を表彰する藤原賞を設けた。1960年(昭和35)3月17日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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