内容説明
ハイテク摩擦は解消できる!?国際化、成熟化が進む中で、日本の技術開発はいまや世界中の注目の的。日本叩きは激化の一方だ。そこで、日米の研究事情に精通する菊池博士が、戦後40年の体験に基づき、“これからの研究開発のあるべき姿”を提言。
目次
第1部 研究・開発も国際化時代(国民性による違和感の克服;自己主張と没我のせめぎ合い;理論と応用のキャッチボール;国家と民間の役割分担)
第2部 成熟期を迎えた技術(技術革新の時代〈’50~60年代〉;技術成熟の時代〈’70年代以降〉;成熟時代の四つのツケ;エボリューション期の課題)
第3部 超電導研究とブレークスルー(もっと地道な研究の積み重ねを;「ペルチェ効果」一幕の教訓;望ましい冷静な舵取り;ブレークスルーは材料研究から)