出版社内容情報
赤は生きている証 鮮やかに生きたいとねがう心の色だ
フォトジャーナリストとして36年、世界約60カ国を駆け巡ってきた長倉洋海が出会った人と風景を色からまとめる、新しい発想の「色で地球と時代を感じる写真絵本全6巻シリーズ」が開幕。色は国境や民族をこえ、心と心をつなぐ。人と人、人と大地、人と地球を結ぶ。珠玉の写真とエッセイによる待望の第1巻〈赤〉刊行!
内容説明
赤は生きている証、鮮やかに生きたいとねがう心の色だ。写真家として36年、長倉洋海が世界60カ国以上を巡って出会った人と風景。国境をこえ、人と人、人と大地、人と地球を結ぶ“色”のシリーズ。第1巻刊行!
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。通信社勤務を経て、1980年よりフリーランスとなる。以降、世界の紛争地を取材。なかでもアフガニスタン抵抗運動の指導者マスードやエル・サルバドルの少女ヘスースなどを長いスパンで取材しつづけた。第12回土門拳賞、第44回産経児童出版文化賞、第36回講談社出版文化賞などを受賞。2016年度の中学校教科書『国語3』(光村図書)に「エルサルバドルの少女ヘスース」が、『中学国語3』(学校図書)に「自分だけの羅針盤―中学生の君に」が採用されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
16
一連のシリーズで、読むのは4冊目。生命が燃える赤。赤は情熱。赤は熱さの赤。こうやって、それぞれの色のを見てくると、本当に、色があることの素晴らしさが実感できる。もちろん、激しい赤だけではない。穏やかな、包み込みような赤色もある。それは、温もりにも通じる。2016/09/25
魚京童!
14
躍動的な力の象徴。2016/12/19
ヒラP@ehon.gohon
9
赤は命。赤は情熱。熱く語る赤がいっぱい。2016/11/29
とよぽん
8
長倉洋海さんの写真集。新疆の女の子の写真が可愛いい。その真っすぐな澄んだ瞳の先に、何を見ているのだろう。幸せを願わずにいられない。〈赤〉は情熱、魔除け、生の証、などを表す色だという。同じシリーズの、他の色も読みたい。長倉さんの写真集は、随分前に(20年ぐらい前?)買ったことがある。世界のいろいろな地域の子供たちを撮ったものだった。2016/12/10
遠い日
7
長倉さんの新しいシリーズ。赤が持つあらゆる表情やイメージを写しとっている。力強く燃え立つ赤もあれば、祈りにも似た静けさをたたえた赤もある。赤はわたしのいちばん好きな色。気持ちをぐいと持ち上げてくれる。2017/01/21