目次
第1章 地球の変動帯を歩く(アイスランド―プレートが誕生する中央海嶺の島;ニュージーランド―プレートが衝突し沈み込む島国;カリフォルニア・ホリスター―大地がゆっくりすれ違ってゆく不思議な町 ほか)
第2章 地球の活火山を歩く(ハワイ島―「ホットスポット」が生み出した火山島;チェジュ島(済州島韓国)―「東洋のハワイ」といわれる観光の島
スマトラ島・トバ湖(インドネシア)―人類を絶滅の危機に陥れた巨大火山 ほか)
第3章 地球の歴史を歩く(イエローナイフ(カナダ)―地球最古の岩石発見の地
西オーストラリア―鉄と酸素の起源をとどめる大地
サドベリー(カナダ)―太古の隕石衝突とニッケル鉱山の町 ほか)
著者等紹介
古儀君男[コギキミオ]
1951年生まれ。元京都府立鴨沂高等学校教諭。金沢大学大学院理学研究科修士課程修了。専攻は地質学、火山学。日本地質学会会員、日本火山学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまとさくら
6
タモリさんが手にしたら喜びそうな地球のプレートから地質や断層について、そこを訪れた時の旅行記も相まって。。世界規模になると規模が大きく、アフリカの断層崖の高さがとてつなく。。◎時には地球規模に思いをはせるのも精神衛生上良いものです。2021/02/27
OHモリ
3
●元高校の先生が世界の「地球の成り立ち」が観られる24か所を訪れた旅行記、プレートテクトニクスとやらを少し理解し始めたところだったので期待して図書館本。 ●いきなり第1章のアイスランドから○「大西洋中央海嶺」の一部が、たまたま海面の上に姿を現した島なのだ○(アイスランドからそれぞれ地球を半周して)西日本はユーラシアプレート、東日本と北海道は北米プレートの上にある●とか書かれていて大コーフンで始まったのだけど、全体として旅行記というか旅行ガイド的な体裁になっていることには自分としてちょっと期待外れ感もある⇒2018/10/19
みみりん
2
ぶらタモリの世界編みたいな感じ。海外旅行で訪れて、どうして同じ石灰岩なのにこんなに地形が違うのだろうと不思議だったのだが、海流の違いによって雨が多くて浸食されたりとか詳しく解説されていて納得した。著者は高校教師をしていたが地理研究科修士で地理学会・火山学会会員。こんな先生に詳しく説明してもらった生徒がうらやましい。私なんて自習して発表ばかりの授業だった。2020/09/11
竜玄葉潤
1
日本の本だと、行きたいと思わせる箇所が多いが、世界レベルだと、そもそも行けないのでは、思わせる箇所が多くなるが、この本だと、そこが無い。旅行記ではあるが。2024/02/09