内容説明
3・11から今、再生へ必要なもの。大阪・橋下教育改革の問題点も。
目次
新自由主義と大震災・福島原発事故のなかで―私たちはどう生き、教育にどう取り組むのか
第1部 新自由主義教育改革の帰結(新自由主義教育改革の二〇年を問う―九〇年代から私たちが経験してきたものは何だったのか;新自由主義は日本の教育をどう変えたか;分断と競争、自己責任の論理を超える)
第2部 教育の公共性の変容(教育の公共性の変容とその再構築―教育の公共性の構造的転換;自治体の教育改革と教育の公共性―大阪の教育改革と「国民の教育権論」継承の視点)
第3部 教師の専門性と自由(子どもと共に生きるという立ち位置を奪い返すこと―危機のなかでこそ命の尊厳を支える子どもと教師のつながりを;今日の教師の専門性のあり方を考える;教育養成・研修制度改革をどうみるか―新たな発想で修士までの学習・研究を保障する教員養成制度を)
著者等紹介
佐貫浩[サヌキヒロシ]
1946年兵庫県生まれ。法政大学教授。教育科学研究会委員長。民主教育研究所運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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