内容説明
共に生きるために。渾身のルポ、第一線で活躍する人々の論考。湯浅誠、生熊茂実、小田川義和の各氏が寄稿。
目次
第1章 「派遣村」は続いている(年度末派遣切りに抗して―ある派遣村の風景;「春の派遣村」断章;「村」を訪ねるまで、訪ねた後;「年越し派遣村」が教えたもの―「村長」・湯浅誠氏に聞く)
第2章 道筋をつける―ハケンから直接雇用へ(「非正規切り」とどうたたかうか―労働組合の力;道筋をつける人々 ケース1―パナソニック系メーカー;道筋をつける人々 ケース2―大手電機メーカー;道筋をつける人々 ケース3―日本トムソン)
第3章 これから―社会に問われているもの(派遣法の抜本改正、貧困をのりこえる社会へ;その気になれば雇用は維持できる―労働総研で聞いた非正規切りの「異常」な性格)
著者等紹介
小川朋[オガワトモ]
1979年岡山県生まれ。早稲田大学政経学部卒業。ライター、編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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