目次
愛知空襲
空襲ってなんだ?
各地への空襲
空襲ってなんだ?
世界の空襲 ドレスデン爆撃
解説 アメリカの「爆弾」
空襲を伝える資料館紹介
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年東京都生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒業。工学博士。現在、立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム・名誉館長。また平和のための博物館国際ネットワーク・諮問委員、原水爆禁止世界大会・議長団、日本科学者会議・代表幹事、原爆忌全国俳句大会・実行委員長、南京国際平和研究所・名誉所長。ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
2
この巻ではヒトラーのコベントリー空襲について言及されている。学徒動員や女子挺身隊の工場への空襲で、そこまで危険が迫っているのに重要書類がどうとか言ってるのは浮き世離れしているのか、正常バイアスというものか。何冊も読んで思うのは、ここまでやられてるなら早くやめちゃえば良かったのに、ということだ。途中で引き返すことが出来ない愚かな国。それは今もそうなんじゃないか?2017/07/04
さと
0
サイパン軍を守っていた日本軍がぜんめつして、アメリカ軍がサイパンに出撃拠点を建設したのを機に、日本国内での空襲が始まった。空襲を始めた頃は主に軍事拠点に狙いを定める「戦略爆撃」目的だった。しかし、なかなか軍事拠点で爆弾が命中せず、多くの一般市民たちも空襲に巻き込まれた様だ。しまいには戦略爆撃から「無差別爆撃」に作戦を移行していった。無差別爆撃は国際法でも違反している行為。それが常であった時代って本当に怖い。 本書ではとても気になる映画が紹介されていた。『明日への遺言』である。内容は後日UPする予定である。2016/05/16