理不尽社会に言葉の力を―ソノ一言オカシクナイデスカ?

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784406050869
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0036

出版社内容情報

身近に溢れる「キツイ言葉」「イタイ言葉」の分析から時代の病理を見つめ、それと闘う人々の言葉に耳を傾けた文芸評論家の社会評論。

内容説明

「お前の代わりはいくらでもいるんだよ」「君はこの仕事向いてないんじゃない」「こんなこともわからないの?」「進路は自由選択、その結果は自己責任」…こんな一言、どう考える?「格差社会」は言葉で退治せよ!キツ~イ一言にはヤサシ~イ正論。

目次

第1部 「格差社会」に氾濫する言葉(キツーイ一言―仕事編;思わず出る一言―小・中学生編;不安が募る一言―青年期編)
第2部 理不尽とたたかう言葉(職場でトラブルが起きたらどうするか;貧困を見つめる、貧困とたたかう;「意欲の貧困」を考える;「自己責任」論と言葉を操る者の連帯)

著者等紹介

小森陽一[コモリヨウイチ]
1953年東京都生まれ。北海道大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京大学教養学部教授。専攻は、日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

3
格差は広がるばかり。それは、個人の努力によっても左右する。努力しない人と努力する人が同じ待遇なのはおかしいし、それはある方向からは正しい。しかし、その努力すら環境によって努力できる人になれるかどうか変わってくるということもある。努力しろ、というのは簡単だ。けれど、そう言われたからといって、努力する人はどれくらいいるだろう。努力できるような、みんなが頑張れるような社会にできたらいいんだけど。なかなか具体的にしていくのは難しいなあ。2013/10/21

すのう@中四国読メの会コミュ参加中

2
おかしいと思っていても、語彙力がないから何故おかしいのか説明できない。おかしい、キツイ、そう思っていても掘り下げることのない自分にツケがまわってきたのだろうけど。「お前の代わりはいくらでもいるよ」→私の代わりではなくアルバイトの代わり。でも、代わりがいないから言ってきてる?生殺与奪の権を握っているのを誇示しているだけ?「この仕事に向いてない」→様々な経験やノウハウの蓄積によってどんな手を打つべきか考えるのが上司でしょ?暴力的な言葉に対してそのからくりを見抜き、論破する。それが出来たらいいな2013/04/18

bigtree

1
章ごとの四コマ漫画が面白い。 図書館で見つけ、タイトルに興味を持って借りました。2015/08/27

世界はきっと輝いてみえる

1
こたえてちょーだい!的な感じでいくつも小さなストーリーを取り上げて、それに対して著者の見解を述べていく形式。「ありそうで意外となさそうなストーリー」と絡めて現代社会の一面あるいは現代までの社会の変遷などについても言及している。格差や階級、教育まで幅広く話題にしている。俗論のまとめ的な感覚。わかりやすいかもしれないが、どことなく軽薄な印象も受けた。耳触りのよい言葉でまとまている感はあるが、ところどころ反論として論理に穴や飛躍があるように感じられる。特に挿絵の漫画に関しては四コマのせいか飛躍が多い気がした。2011/12/01

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