内容説明
家出した子ならだれでも乗れる「いえでででんしゃ」出発進行。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞受賞
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
40
どうしても「で」がひとつ多いような、でもそれでいいような気もして、なぜかタイトルが気になっていた。小学三年生のさくら子が、おかあさんに無実を信用してもらえなかったことをきっかけに、「いえで」をする。やってきた不思議な電車に、となりのクラスのけいすけ君も乗り込んでくる。とちゅうの駅からも乗り込んでくるが、やがて……というわけ。この年齢の子どもなら、こんなふうに考えるのだろうなあと思う。寓話として書かれていると思うので、「いえで」がテーマになっているけど、途中のできごとやラストを楽しんで読んだ。2022/06/29
亮さん
6
ママに無実の罪を着せられて家出したさくら子。家出したこのところに行く家出電車が現れる。突然現れたけいすけくんと一緒にのる。でも家出電車には秘密があって・・・・。すごくファンタジーでよかったです。2016/06/13
とよぽ
1
娘といっしょうけんめい読んだのを思い出します。昔は「いえで」ってなんだかアドベンチャーの響きがあったんだよね。。。2004/01/19
道錬
1
日常生活の1場面と、空想世界の場面の関係がうまくつながっていてシンプルだけど面白かった。2016/08/17