内容説明
大好きなクラスメイトに手紙を出そうとする愛美の純粋な想いを綴る。ちょっぴり背のびがしたい女の子たちへ。あさのあつこの贈り物。
著者等紹介
あさのあつこ［アサノアツコ］
１９５４年岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。『バッテリー』（教育画劇）で第３５回野間児童文芸賞、『バッテリー２』で日本児童文学者協会賞受賞
牧野和子［マキノカズコ］
愛知県生まれ。『あの娘はだあれ！？』（小学館）で日本漫画家協会賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スケキヨ
9
おおお予想外のきゅんきゅんの嵐でした。最後の楽君とのやりとりで「楽君、キミはなんてイイ男の子なんだ！」と（心の中で）絶叫してしまいました。2014/04/10
亮さん
4
うーん、青春の香りってやつかね。ラブレターいいねー。電話よりメールより文で。競馬が趣味の男の子ってのは珍しいけど少し引いちゃうかな。2016/07/19
読書国の仮住まい
2
小学五年生の愛美はクラスメイトの楽君に憧れる。 彼が馬が好きだと聞き詳しくなろうとする日々。 姉の珠美は私服の高校に通い、直人と付き合っている。 ある日ともかちゃんに下校時にお店に付き合ってと誘われる。 ラブレターを書くのだといい、二人でレターセットを買う。 しかしそれを目撃した六年生から担任に連絡が入り、帰りの会で議題に上がる。 寄り道、無駄な買い物、学校での手紙の交換。 その場は何とか収まるものの、ともかは好きな木戸君にからかわれる。 それを咎めた愛美も楽君からキツいと言われて…。 小学生ファイト。2022/04/21
RED
2
文体に、主人公の性格がすごく反映されていた。表現の仕方や考える事。どれもとても素敵だった。この純粋さと一生懸命さがこの本の良いところ。2016/12/28
ゆにす
2
こんな素直な気持ちでラブレターが書けるなんてすてき。好きな人にはいろいろなこと伝えたいっていう女の子の気持ちが伝わってくる。楽くんみたいないい子はそう簡単にはいないような・・2014/01/16
