内容説明
舞は四年生。きのう、おねしょしたことを、なおみちゃんに知られてしまった。「だれにもいわないで」そう話しかける勇気がだせない…。少女のゆれる思いを、やさしく描きます。ちょっぴり背のびがしたい女の子たちへ。あさのあつこの贈り物。
著者等紹介
あさのあつこ［アサノアツコ］
１９５４年岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。『バッテリー』（教育画劇）で第３５回野間児童文芸賞、『バッテリー２』で日本児童文学者協会賞受賞
鈴木びんこ［スズキビンコ］
埼玉県生まれ。デザイナーを経てフリーイラストレーターとなる。日本児童出版美術家連盟会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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miyumiyu
69
11才の長女が図書室で借りてきた本。あさのあつこさんの本は、やっぱりいいな。子供が傷付くことを言ってしまったら、まず誠心誠意謝らなくてはいけない。大人にとってはちょっとしたことでも、子供にとっては重大なことなのだ。舞やなおみちゃんのような子に育ってほしいな。子供の繊細な気持ちにいつも耳を傾けるよう心がけたい。おばあちゃんの「十年も生きてたら、たいていのことはできるよ」の言葉が心に残る。娘が良き本に出会えたことに感謝。2015/12/22
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です！！(≧▽≦)
44
四年生のあるある話。2018/06/27
かおりんご
19
児童書。ずっと気にはなっていて、やっと手にした本。子供にとっての秘密にしたいことと、大人の思惑は違うよなと思いながら読みました。軽率な言動をしないよう、気をつけます。仲のいい友達ができて、とりあえずハッピーエンド♪2013/12/06
はるき
17
近著が大人向けなのでついつい忘れてしまうけれど、あさのあつこさんはそもそも児童文学作家さんだ。お母さんらしい視線と、子供をよく観察している描写が優しい気持ちにしてくれる。2016/03/11
まい
6
タイトルに惹かれました。うちの娘の名前と年が一緒です(o˘◡˘o)2015/10/30
