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出版社内容情報
沖縄戦の数十年まえ、日本軍もアメリカも沖縄を主戦場に計画していた。悲惨だった沖縄戦の理由がわかってきます。
目次
中国と冊封・朝貢関係を結んでいた琉球王国
琉球から沖縄へ
日清戦争と沖縄人の「日本人化」―琉球王国の復活の夢絶たれて
見世物にされた琉球人 勧業博覧会の「人類館」―「琉球人がアイヌを軽蔑する」
中学生がストライキをおこした―差別された沖縄の中学生
第一次世界大戦と「ソテツ地獄」―海外や本土に移動した沖縄の人びと
カナグスク(金城)からキンジョウ(金城)へ―名前も日本流に変えさせられた
アメリカの「オレンジ・プラン」と沖縄―「琉球諸島は決戦場」
沖縄戦の31年も前にそっくりの軍事演習があった―第6師団の軍事演習
本土では「治安維持法」ができた―「国体」ってな~に?
「満州国」の建国と沖縄からの開拓移民―「王道楽土」という宣伝で
日中戦争と国民総動員体制―国民精神総動員運動を進める
「国民徴用令」で人々を戦争に動員した―沖縄の人々の体験
太平洋戦争でアメリカやイギリスとの戦争に突入―最後のとりでとしての沖縄
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
立命館大学国際平和ミュージアム・館長。立命館大学名誉教授。国際平和博物館ネットワーク諮問委員。原水爆禁止世界大会・議長。日本科学者会議・代表幹事。原爆忌全国俳句大会・実行委員長。南京国際平和研究所・名誉所長。ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。東京大学卒、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。