出版社内容情報
必要な医療を受けにくくさせる「改革」の問題点を解明し、自治体での具体化の中、住民生活を守るため、何を主張すべきか問題提起。
内容説明
06年6月に国会で成立した「医療改革法」の内容を詳細に分析、運動の方向を探る。
目次
第1部 国民にとっての医療と「構造改革」(医師不足の原因はどこに;「医療構造改革」推進勢力としての米日金融資本)
第2部 「医療改革法」で何が変わったか、それにどう対応するか(成立した「医療改革法」の全体像―国民皆医療保険崩壊への巨歩;短期的に「効果の現れる」対策―公的保険給付範囲の削減・縮小;中期・長期に「効果の現れる」対策―都道府県単位で作成・実施する計画;医療給付費削減効果を底支えする都道府県単位の制度運営 ほか)
著者等紹介
日野秀逸[ヒノシュウイツ]
1945年宮城県生まれ、国民医療研究所所長、東北大学大学院経済学研究科教授。東北大医学部卒。大阪大医学部助手、国立公衆衛生院衛生行政学部衛生行政室長、都立大教授などを歴任。著書・訳書多数
寺尾正之[テラオマサユキ]
1953年東京都生まれ。全国保険医団体連合会事務局次長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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