内容説明
戦争のひもじさのなかで弟を失った著者が紡ぎ出す珠玉のエッセイ。
目次
青春の始まりは人生の始まり
フロアと舞台の間
わかりいい言葉
わらべうた
あまりにも心情的な夢二論
山田洋次さんとチェーホフ
沖縄よ
「宇野重吉一座」の民話劇
燕よお前はなぜ来ないのだ…
小説を書いて多喜二は殺された
日本の歴史を外から見る視点を(住井すゑ対談)
不正とたたかう政治と愛情は表裏(市田忠義対談)
著者等紹介
米倉斉加年[ヨネクラマサカネ]
1934年福岡市生まれ。俳優、演出家、絵本作家、絵師。1957年劇団民藝水品演劇研究所入所。2000年劇団民藝退団。フリー。主な受賞―1967年「新劇」演技賞第1回紀伊國屋演劇賞。1976、77年ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞連続受賞。1981年日本アカデミー助演男優賞。1988年第23回紀伊國屋演劇賞など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。