内容説明
世界が決めた労働基準で見ると、日本は合格するか?その低位ぶりに改めて驚き、日本の働くルールづくりを考えるための価値ある一冊。
目次
第1章 企業の社会的責任論をめぐる二つの流れ―日本共産党綱領の先駆性にもふれて(萌芽―その重要な意義と限界;深化―国民的な闘争と本格的登場 ほか)
第2章 働くルールの国際基準と日本(雇用問題―労働者の叫びと世界基準;労働時間―日本の逆行の国際的な位置 ほか)
第3章 女性・青年の固有の願いと世界(パート、アルバイトの法と条約の一〇年;青年の雇用と休暇をめぐる世界の動き ほか)
第4章 働くルールはどのように確立してきたか―ILO基本文書と労働時間条約の変遷を中心に(ILOの結成と科学的社会主義の運動;反ファッショ闘争の勝利とILOの前進 ほか)
著者等紹介
松竹伸幸[マツタケノブユキ]
1955年生まれ。日本共産党中央委員会政策委員会外交部長
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