内容説明
職種、年齢、男女問わず過労死・過労自殺が広がっている!―その理不尽で悲惨な実態、そして長年のたたかいが切り開いてきた前進を丹念に取材。「しんぶん赤旗」連載の渾身のルポが職場と日本の未来を問う。
目次
第1章 死ぬまで働き続けて…(広告宣伝紙会社、編集デザイナー、女性、享年二十三歳;国立循環器病センター、看護師、村上優子さん、享年二十五歳;テレビ番組制作会社、企画・制作担当、女性、享年二十三歳 ほか)
第2章 たたかいがひらいてきたもの(悲しみ乗り越えて十五年;夫の名誉かけた「ぜんそく訴訟」;海外出向中の息子の過労死で訴訟 ほか)
第3章 今、職場のありかたを問う(体むしばむ勤務体制―航空会社;「人件費削減」のもとで―テレビ局;16~17時間労働で睡眠不足―トラック運転手 ほか)