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反戦の世界史―国際法を生みだす力

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406030090
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

近現代史のなかで、戦争を禁止・制限することを核心とする国際法は、どのような背景をもって誕生したのか。そのなかで、諸国民の反戦平和のたたかいはどんな役割を果たしたのか。これが本書の直接の主題である。いわば本書は、国際法に刻まれた諸国民の平和のたたかいの意義を描く、という性格をもつ。

目次

第1章 フランス大革命と史上初の侵略禁止憲法(侵略戦争の禁止規定とその時代;憲法規定を生みだした直接の要因 ほか)
第2章 ロシア革命と国際連盟による戦争の規制(国際法による戦争制限の開始とその背景;一九世紀後半の平和運動とマルクス ほか)
第3章 ファシズムとの闘争から国連の結成へ(第一次大戦から第二次大戦へ;反ファッショ闘争の開始とその結実 ほか)
第4章 国連憲章を育て、きたえた戦後の諸闘争(植民地解放のたたかいとその意味;ベトナム戦争と武力不行使原則の展開 ほか)
第5章 アメリカの対イラク戦争と国際世論(国連憲章への挑戦としてのイラク攻撃;新しい段階に到達した世界の人々のたたかい ほか)
補論 国際社会はテロ問題にどうとりくんできたか(戦後のテロ問題の発生と国際社会の対応;容疑者引き渡し原則をめぐる対立と解決 ほか)

著者等紹介

松竹伸幸[マツタケノブユキ]
1955年生まれ。日本共産党中央委員会政策委員会安保外交部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takamitsu Tsubo

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人類の多年に渡る権利獲得の積み重ね。 日本国憲法に結実する権力者を縛る、反戦の条文=鎖。 それは突如現れた鬼子では無く、歴史の大きな流れの中で完成したものだという事が学べます。 2016/08/28

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