内容説明
温泉町・湯里のしにせ旅館ほたる館に、あやしいお客が―?小学校高学年向。
著者等紹介
あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。日本児童文学者協会会員。「季節風」同人。「バッテリー」で野間児童文芸賞、「バッテリー2」(いずれも教育画劇)で日本児童文学者協会賞受賞
長谷川知子[ハセガワトモコ]
1947年北海道生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。日本児童出版美術家連盟所属。「ひつじぐものむこうに」(文研出版)でサンケイ児童出版文化賞受賞
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感想・レビュー
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ぶんこ
34
田舎の木造温泉旅館が舞台。 心からのおもてなしと、美味しい料理が自慢。 近くに、ホテル内で全ての楽しみを味わえるという大型リゾートホテルが出来て、心配する若女将と大女将。 しかし女将たちも、板場を預かる父親も、そして働く仲居さん、男衆さんたち皆がプロに徹した仕事をする。 それを娘の12歳一子は誇りに思う。 一子の同級生雪美ちゃんと柳井君が、旅館の手伝いをしながら、成長していってるのでしょうね。 お料理が美味しくて清潔だったら、こんな旅館に泊まりたいです。2015/01/12
りんご
14
旅館の娘の一子が可愛い。おばあちゃん、名探偵みたい。指輪が無くなると言う事件が起こるが、犯人は実は、というお話。この人たちにも良心はあったみたいだから更生して欲しいな。誰でも悪い事すると心が痛むよね。動物を心配する心があれば大丈夫かな?2023/04/12
読み人知らず
3
嘘をつきながら生きるのはしんどい。 2007/08/04