内容説明
日本参戦の危機に、いま、真の国際貢献の道を探る!非道なテロ攻撃を契機として熱い焦点となった「集団的自衛権」問題。「集団的自衛権」なるもののすべてを明快に論じ、その正当化論を徹底批判。国連憲章と日本国憲法の理念に根ざした実効ある世界平和への貢献の道を提起する。
目次
第1章 憲法へのかつてない挑戦のなかで
第2章 不法な侵略のために使われた歴史
第3章 世界を緊張させる軍事同盟の根拠
第4章 国連の基本理念と矛盾する考え方
第5章 テロへの対応と国際社会の到達点
第6章 個別的自衛権とは区別する流れに
第7章 武力の行使とはいったい何なのか
第8章 日本国憲法はどうとらえているか
第9章 憲法の原点から国際貢献を考える
著者等紹介
松竹伸幸[マツタケノブユキ]
1955年生まれ。日本共産党中央委員会政策委員会安保外交部長
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