内容説明
名曲で読み解く、西洋音楽の歴史としくみ。
目次
第1章 クラシック音楽の基礎知識
第2章 名曲で読み解くクラシック音楽の歴史(中世・ルネサンスの音楽;バロックの音楽;古典派の音楽;ロマン派の音楽;後期ロマン派~20世紀の音楽)
著者等紹介
田村和紀夫[タムラワキオ]
1952年、石川県七尾市生まれ。国立音楽大学楽理科を卒業後、同大学院修士課程音楽学を修了。現在、尚美学園大学、芸術情報学部音楽表現学科教授。「西洋音楽史」「音楽美学」ほかを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
芸術に厭きはない本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかしくん。
35
これはただの入門本とは明らかに違います。イラストや図解で分かりやすく示しながらも、本格的な楽理を素人の私でも習得できるよう、これまた分かりやすく解説されてます。図書館で借りましたが、これを機に改めて購入してこの「欲張りな本」を手許に携えるつもりです。2015/06/24
GELC
7
2回目の再読。内容がある程度頭に入っていたので、CDを使いながらゆったりと読み進めることができて非常に楽しかった。メンデルスゾーンやブラームスが無性に聴きたくなりCDを購入した。知識の補強のためにも、もう1冊同種の入門書にも当たってみたいと思った。2023/09/22
GELC
7
最近、青のオーケストラやクラッシクTVが好きで毎週楽しみに視聴しているが、少しだけ深く勉強してみたくなって、いくつかの入門書を比較し購入。全面カラーで、各時代を代表する曲を主題に、CDで聴きながら学べる盛りだくさんの内容で大満足。理論は難しいが、大好きな『四季』で用いられているリトルネッロ形式やソロとオケの掛け合い、『魔王』の天才的で完璧な調性の設計、『新世界』での民族的音楽と、循環形式を用いた各楽章の主題の結合など、今までより一歩深く鑑賞できるようになった。時間をかけて取り組んで良かった。2023/08/07
牛タン
3
良書でした。クラシック音楽が調性音楽と言われる所以がわかった気がします。安っぽいカバーとは裏腹に中身はぎっしり2020/06/21
トラちゃん
3
クラシック イズ ビューティフォー!2013/06/03