出版社内容情報
「博物館の展示は嘘である」「割り勘はない」「中国人は半分以上が泳げない」「バーの酒は偽物」などなど、北京在住歴10年の著者が教える、中国の仰天・おもしろ・トンデモ話!
谷崎 光[タニザキ ヒカリ]
著・文・その他
内容説明
学校の作文は、ほぼ全員がウソを書く!?病院で注射を打ってはいけない!バーの酒もニセモノ!日本人がまだまだ知らない裏のルール34。
目次
第1章 街なか・旅行編(バスと地下鉄には時刻表がない;外国人を乗せたタクシーは必ず遠回りをする ほか)
第2章 中国生活編(アポイントは当日にとる;中国の子供は、股割れパンツをはく ほか)
第3章 人間関係編(割りカンはない;中国人同士でも中国語は通じない ほか)
第4章 トンデモ社会編(病院で注射を打ってはいけない;中国人は半分以上が泳げない ほか)
著者等紹介
谷崎光[タニザキヒカリ]
大手流通系の中国貿易商社勤務をへて作家に。2001年秋から北京を拠点に執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hideo
7
なるほど。5年くらい前に上海にいきましたが、また、日進月歩でかわっているのだろうな?でも国民性は・・・・感想は、笑えるような、恐ろしいような。2013/04/04
mari
6
こんなことも!!!と最初は驚愕。お酒で失明って初めて知りました。でもどんどん読んでいくともう何でもありで私の驚きセンサーも麻痺状態に。『中国人に生まれるということは、この中で生きていく、ということである』という箇所がこの本の全てを言い表しているような。ますます危機感を持ちました。2013/04/07
ソウ
3
面白い。これから中国に行く人はこの本を読んでから行った方が良い。良く言えばたくましい、悪く言えばいい加減ででたらめな国。現地で生活する人間が語っているため、とても生活臭がプンプン(リアル)で、今まで抱いていたイメージ以上にパンチの効いた国だと思った。性悪説。面子の国、建前と本音がある。ややこしくなっている日中関係についての筆者の見方はテレビで評論家が語っている内容よりも的を射ているように感じる。2013/04/07
nizimasu
2
最近の中国事情を露悪的に書いていて、ちょっと食傷する部分もあるけど、おおむねそうなのでありましょう。いい加減大国というか、時間軸が、かなり短い人たちのような気がする。その場が良ければいいという刹那感があって、それは日本語では「その日暮らし」という言葉もあったほどで、新興国の中国では組織や地方で、その刹那感がありありで、ちょっと中国の本土にいくのはためらってしまいますね。2013/04/21
ひろつそ
1
予約と違って地元図書館で直接借りると、どうしても以前借りたものを手にしてしまうな。家に帰って目を通しながら、あ、以前読んだなと気づくwでも改めて彼らの習性を確認するには良い本だ。自分は直接関わりたくないけど、こういう作者のように己を犠牲にしながら実態を教えてくれる方々は貴重である。2014/09/15