新選組列伝

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784404031433
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

峻厳な規律のもと、武闘集団として幕末の京洛を震撼させた新選組。近藤勇をはじめ土方歳三、沖田総司、原田左之助ら隊士たちの鮮烈な生きざまを描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともくん

64
新選組隊士、十人を描いた短編。 有名どころの十人なので、有名で何度も読んだことのあるエピソードばかり。 そして、同じ時代、同じ場所を生きたもの達だから、しょうがないのか、それぞれの物語の中で同じエピソードが繰り返される。 かなり辟易した。2019/07/29

R

30
列伝と呼ぶにふさわしい、新撰組隊士を描いた短編小説集でした。歴史物としても楽しめるけども、新撰組内部によりクローズしているため、時代劇のような面白さがありました。芹沢一派と近藤派の確執や、諍い、争いの部分が面白く、昨今の新撰組をかっこよく描きすぎるだけではないヤクザ者めいたやりとりが楽しめました。谷兄弟を詳しく扱っているところが新鮮で、彼らもまた、幕末になりあがろうとした泡沫であったような読後感が好きです。2019/05/08

14
芹沢、山南、谷、河合、藤堂、山崎、原田、沖田、近藤、土方の順番で書かれる短編集。読み終わり土方の冷酷さが強く印象に残りました。山崎蒸と谷三十郎の話が好みでした。幕末初心者の私は河合耆三郎をこの本で初めて知りました。2014/07/27

那由多

11
隊士個々の話なので、どこから読んでも問題ありません。どれも人間臭さく、早乙女さんの持論も説得力がありました。山南、河合、藤堂、山崎、原田の5作が印象に残った。でもある程度新選組のことを知ってないと、時系列や関係性など解りづらいように感じました。気になったのは、全体を通しての土方像。早乙女さんって土方さんキライなの?2018/05/15

あずま

9
谷三十郎の話が一番好きかな。新撰組の本は試衛館から始まり、五稜郭までの話が多いので、なんとなく甲陽鎮撫隊がメイン?と思うものも多いですが、この本は新撰組に入るまでがメインのような感じ。藤堂平助って有名ですけど意外とこういう風に書かれる事って少ない。恥ずかしながら、藤堂平助が座頭の家で育てられたというのは始めて知りました。こういう感じで、井上源三郎の話ってないのだろうが。2013/03/17

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