内容説明
遊牧の民・モンゴル人が自然環境になかで生み出したゲル、天幕などの移動に便利な建物から、ラマ教の建物まで、さらには、城砦、宮殿、住居にいたるまで、モンゴルの建築史上重要な位置を占める、建造物の数々を収録する。太古の昔から現在まで生き続けている、芸術的風味や精巧さはもちろん、モンゴル遊牧民族の特殊な才能と結びついた、文化的財産の財と価値をあますところなく示す。好評を博したモンゴル曼荼羅、〈仏画〉〈美術工芸〉編に続く、モンゴルの歴史・文化を紹介する〔モンゴルの美術〕の第3弾。
目次
モンゴル・ゲルの口承文芸について
モンゴルの建築
主要建造物についての建築的考察
モンゴルの主要建造物
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- 和書
- 乱調文学大辞典 角川文庫