- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
内容説明
キース・ジャレットの音楽が語りかけるものを聴き取り、その思考を探る。各章の最後には、「キース・ジャレットの頭のなか」を知るための重要作品や参考となる関連作品、計50タイトルを掲載!
目次
キース・ジャレットはどこからやってきたのか
第1章 キース・ジャレットの60年代(出発点としてのチャールス・ロイド;1966年におけるザ・バンドの浮上 ほか)
第2章 マイルス・デイヴィスとふたつのカルテット(作曲と演奏;エレクトリック・マイルス時代 ほか)
第3章 ジャズ・ピアニストの時代(アメリカ・ジャズ界とキース;「ピアニスト」と「ジャズ・ピアニスト」 ほか)
第4章 再生のとき(マイルスの死;追悼盤『バイ・バイ・ブラックバード』の疑問 ほか)
著者等紹介
中山康樹[ナカヤマヤスキ]
1952年、大阪生まれ。音楽評論家。マイルス・デイヴィスをはじめとしたジャズ、ビートルズを中心としたロックについて、独自の視点で評論活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巨峰
25
中山康樹さん追悼の意味も含めて読んでみた。キースは、何枚か持っているけど、そんなにピンとこない。この先、解るようになるだろうか。2015/02/07
暗頭明
6
「・・・とくに20分を超える《Roads Travelled, Roads Veiled》は、瞑想的なパートを経て劇的に構築されいく、いわばキースの得意とする展開が、すでに完成の域に達しつつあったことを伝えている(同曲は・・・『Fort Yawuh』にボーナス・トラックとして収録)」。pp.76- 手元のCDにはまだB.T.として収録さていない。これは買いなおさねば。あとMiles Davis のThe Cellar Door Sessions 1970 も早く聞かないと。駄本。2014/03/31
しょうゆ
5
キースジャレットの作品を追いつつ、その連続性と変化を見出す試み。中山さんの評論というか、音楽からの感想で全編書いていくので、どうしても独断的な面もある。でも、長い時間軸で読み解くと、今まで見えていなかったカルテットに影響を与えたゲイリーとか、歌っているキースのこととか、ちょっと違った見え方が出来た。spotifyがあると、それぞれの音楽を聴きながら読めるので、それもよかった2022/12/14
Yuichi Tomita
3
キース・ジャレットのキャリアを追ったもの。60年代のロイドカルテット、マイルス時代と2つのカルテット、ジャズピアニスト(スタンダーズ)、再生(病気からの復帰後)の四つの時代に分けられている。 後から膨大なディスコグラフィを見ているとわからないが、流れで追っていくと、訳の分からないセカンドアルバムも意味がわかってくる。アメリカのジャズ界のメインにはいた事がなかったという指摘にはハッとした。2020/12/10
とらやん
2
♀「マスター、この CD かけて。 キース・ジャレットの Jasmine。 ね。なかなかいいでしょう。 透明感のあるピアノって感じ、まさにこれね。 いつまでも音のままに、ぼーっと聞いていたい感じ。 あーあ。 せっかく C君に聞かせようと持ってきたのに。 遅いな〜。」2018/04/05