内容説明
僕の心のなかには、2人の人間が同居している。ひとりはもちろん、噺家・笑福亭鶴瓶、そしてもうひとりが、駿河学という男である。僕の胸の奥では、いつもこの2人が手を取りあったり、つかみあいの喧嘩をしていたりで、とにかく常にお互いを意識しあっている。そして困ったことに、どういう形であれ、この2人が納得してくれないことには、僕は、一歩も前へ進むことができないのである。この本は、笑福亭鶴瓶、ならびに駿河学の合作といってよい。本来なら、著者名も、2人の連名にさせていただきたい程なのである。
目次
1 思えば遠くへ…
2 笑いって一体何んだろう
3生まれた、育った、悪だった
4 入門、そして一直線
5 ほんなら結婚してくれるか!
6 ふり返れば喧嘩人生
7 みんな素敵な人ばかり(松山千春;やしきたかじん;河島英五;さだまさし;甲斐よしひろ)