出版社内容情報
オウムとは何だったか。特異なオカルト現象を精神科医・宗教学者・ジャーナリスト・法律家が取り組んだ、注目すべき論集。
内容説明
オウムとは何だったのか?それはもう終わったのか?世界を震撼させた特異なカルト現象を、戦後の精神状況への問いとして受けとめる。精神科医、宗教学者、ジャーナリスト、宗教者、法律家らが取り組んだ論集。
目次
第1部 オウムからの問い(教祖、信者、オウムを求めた社会;教団と対決した日々―異常な取材体験から;オウム信者脱会カウンセリングの現場から ほか)
第2部 オウムへの問い(人権から見たオウム事件;あいまいなオウムと共犯社会;オウム真理教とクンダリニー・ヨーガ―麻原彰晃の仏教思想 ほか)
第3部 海外のオウム(ロシアにおけるオウム真理教;最後の大陸―オーストラリアにおけるオウム真理教の活動)