「レズビアン」という生き方―キリスト教の異性愛主義を問う

「レズビアン」という生き方―キリスト教の異性愛主義を問う

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784400427049
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C1016

内容説明

キリスト教神学とレズビアン・スタディーズが切り結ぶセクシュアリティ研究の新たな地平。『福音と世界』好評連載に大幅な加筆修正。当事者であること、他者と連なること、現場にふみとどまることから見えてくる生き延びるための思想。

目次

第1部 「レズビアン」というポジション(プライド―“自分らしく”あること;ホモフォビア―“生”を阻害する力;クローゼット―隠蔽された空間;カミングアウト―連帯のための実践 ほか)
第2部 キリスト教と同性愛者差別―“たたかい”の現場から(なぜ“たたかう”のか;アファーム―共同作業への道筋;ディベート―意図的な忘却;シスターフッド―女たちの連帯 ほか)

著者等紹介

堀江有里[ホリエユリ]
1968年8月19日、京都市東山区生まれ。逗子市池子育ち。横浜共立学園中学・高校、同志社大学神学部、同大学院神学研究科博士課程前期課程修了。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程前期課程修了。現在、信仰とセクシュアリティを考えるキリスト者の会(ECQA)代表、花園大学非常勤講師、日本基督教団牧師。専門分野は、社会学、レズビアン・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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入江・ろばーと

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日本基督教団で“同性愛者差別事件”があったなんて初耳だった。2013/05/18

natsu

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後期に取ったジェンダー論の教授の著作、ということで図書館から。足りないのはプライドじゃないかと思います。それはレズビアンに生まれてよかったという心からの実感…ーーここでいう「レズビアン」はつまり「他でもない私自身」なのだろう。目の前にあるしんどいことから逃げず、そこに立ち止って考えること、逡巡すること。安易なほうへ流されないで…避けたり、逃げたりすることはいつだってできる…ーー同性愛、ということ以前に人として、心に響く言葉だと思った。 2011/09/28

Bevel

0
権力の上で非対称な関係というものを理論上前提とすることは、少なくとも「戦略」的ではないと自分は断定できる。2010/05/21

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先生のおかげで考えることが増えました。嬉しい悩みです。2009/07/08

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