内容説明
この国には、なぜ騎士道精神がないのか!?「中世が欠如した国」の悲劇。知られざる古典的名著、待望の本邦初訳。
目次
第1章 植民地時代のアメリカと黒人奴隷―一四九二~一七六三年
第2章 「独立宣言」から「独立戦争」へ―一七六四~八二年
第3章 「合衆国憲法」の精神―一七八二~八七年
第4章 初代大統領ワシントンの時代―一七八七~一八〇〇年
第5章 米英戦争とモンロー宣言―一八〇一~二四年
第6章 ジャクソン革命―一八二五~三六年
第7章 テキサス併合と大拡張時代―一八三七~五〇年
第8章 南北戦争前夜の奴隷問題―一八五〇~六〇年
第9章 南北戦争とリンカン大統領―一八六〇~六五年
第10章 「再建」とその後の黒人問題―一八六五~七六年
第11章 移民問題、そして第一次大戦参戦へ―一八七七~一九一七年
著者等紹介
チェスタトン,セシル[チェスタトン,セシル][Chesterton,Cecil]
1879年生まれ。イギリスのジャーナリスト。作家・評論家G・K・チェスタトンの弟。第一次大戦勃発の翌年(1915年)渡米し、米英同盟のために活発に活動。同時にアメリカ史を研究。1916年、一兵卒として英軍に入隊。1918年、戦病兵として送還され、入院中に本書を執筆。同年12月に死去
中山理[ナカヤマオサム]
1952年三重県生まれ。上智大学大学院英米文学専攻博士後期課程修了。エディンバラ大学留学。現在、麗澤大学教授(学長)。博士(上智大学・文学)
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年、山形県鶴岡市生まれ。上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1955年上智大学大学院博士課程修了後、西ドイツのミュンスター大、さらにオックスフォード大へ留学。1994年、ミュンスター大より名誉哲学博士号を授与される。文明、歴史批評の分野においても、多数の著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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