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内容説明
ヒラリー・クリントンはなぜ茨の道を歩まねばならなかったのか、プリンセス・ダイアナの悲劇はどうして起きてしまったのか、充実したセックス、満足できる男を手に入れるにはどうしたらいいか、私を悩ませる一生涯の不覚とは―『飛ぶのが怖い』のエリカ・ジョングが50代後半を迎え、ますます大胆に鋭利な筆致であぶり出す“女の性と生”をめぐる問題の核心。新世紀を生きる女性必読の最新エッセイ。
目次
第1部 パワー(母、娘、そして私―女の進化は行きつ戻りつ;ヒラリー・クリントン―頭のいい女の苛酷な人生;悪いのはいつも女―ベビーシッター事件の教訓;ジェーン・エアの不屈の意志 ほか)
第2部 セックス(近親相姦とアナイス・ニン―禁断の日記はいかにして世に出たか;天国のヘンリー・ミラーにノーベル賞を;創造性と母性;完璧な男の条件 ほか)
第3部 パンと薔薇(私だけのイタリア―ここは最後の楽園;ヴェネツィアに恋をした―私流の楽しみ方;愛のために書く;子を産むこと、詩を生むこと ほか)
著者等紹介
ジョング,エリカ[Jong,Erica]
作家、詩人。1942年、ニューヨークに生まれる。コロンビア大学大学院卒業。1973年、自伝的処女小説『飛ぶのが怖い』(邦訳1976年)で、自らの性欲を積極的に満たそうとする女性の生き方を赤裸々にそしてユーモラスに演出。世界的大ベストセラーとなり、日本でも「飛んでる女」という流行語を生み出した。『セックスとパンと薔薇―21世紀の女たちへ』(What Do Women Want?)は、50代後半を迎えたエリカが、処女作以来変わらない率直かつ大胆な視点で、女性を取り巻くさまざまな問題の核心に迫る最新エッセイ。他に『ファニー』(1980年)『ブルースをワイルドに』(1990年)『五十が怖い』(1994年)などの著作がある。現在は一人娘、4番目の夫とともにコネチカットとニューヨークで暮らす
道下匡子[ミチシタキョウコ]
作家、翻訳家。1942年、樺太に生まれる。ウィスコンシン大学卒後、ニューヨーク国連本部に勤務。1970年から97年まで、東京アメリカン・センターのアート・プログラム・スペシャリストとして現代アメリカ文化を日本に紹介してきた。著作に第2回蓮如賞優秀作を受賞した『ダスビダーニャ、わが樺太』、そして『センシャル・ライフ』、訳書にグロリア・スタイネム著『ほんとうの自分を求めて』、アン・ビーティー著『あなたが私を見つける場所』、ローリー・ライル著『ジョージア・オキーフ』など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。