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すべてのドアは、入り口である。―現代アートに親しむための6つのアクセス

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396634551
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0070

内容説明

「わからない」が「面白い」に変わる現代アートのはなし。『楽園のカンヴァス』『ジヴェルニーの食卓』の著者・原田マハ、水戸芸術館現代美術センター主任学芸員・高橋瑞木が新しい世界への扉を開く!

目次

第1のドア 現代アートってなに?
第2のドア 現代アートの楽しみかた
第3のドア 二人が選ぶ、今知っておきたいアーティスト
第4のドア 美術館に行こう
第5のドア 瀬戸内のアートと旅
第6のドア 日本的風土と現代アート

著者等紹介

原田マハ[ハラダマハ]
関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室にそれぞれ勤める。森ビル在籍時、ニューヨーク近代美術館に派遣され同館にて勤務。その後フリーのキュレーターなどを経て、2005年に「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞受賞、小説家デビュー。2012年、『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞

高橋瑞木[タカハシミズキ]
早稲田大学大学院を修了後、ロンドン大学東洋アフリカ学院MA課程修了。森美術館設立準備室勤務を経て、2003年より水戸芸術館現代美術センター学芸員として勤務、現在は主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

172
図書館本。ネット検索しながら読んだので読了に時間がかかりました。アートって評価されるのは時間がかかるんですね。勉強になりました。2015/01/27

ダイ@2019.11.2~一時休止

121
対談集がメインの現代アートの紹介。美術館とかには行ったことはないが、宮島さんの作品(発行ダイオード)が一番興味がわいた。2014/12/31

青蓮

100
現代アートは難解な気がして敬遠してましたが、やっぱり気になる分野。本書は原田マハさんと高橋瑞木さんの対談集。現代アートの楽しみ方、二人が選ぶアーティストなどを紹介。現代アートは「いま、自分が生きてる世の中の複雑さを表すもの」だと言う。そこにはその人の生き方や社会的、政治的なメッセージも含まれる、実はかなり身近な存在だと気付かされました。原田さんが「アートは友だち」と言う言葉にとても共感。アートがある人生はそれがない人生より豊かであり、展覧会の出口は新しい自分への入り口なのである。さぁ、美術館へ行こう!2016/04/18

あじ

72
時間軸の白線の上を、同時進行で歩む私たちは特別な共同体であろう。今を生きるアーティストたちの作品に、触れられる幸運は計り知れない。なぜなら、産声をあげたばかりのアートのお披露目に立ち会えるのだから。タイムラグを知らぬ近代アートは、美の賜物と言っていい。マハさんと瑞木さんの対談から、日本が芸術に拓けた国だと知った。そしてアーティストの芽生えを、生きた目で目撃する奇跡に胸が躍った。私にも見つけられるだろうか、瑞々しい若葉と未知の感性を。アート鑑賞の敷居を低くし、好奇心を煽ってくれるバリアフリーな手引き書です。2015/03/04

シャトル

64
アートは人生における無駄なモノ。アートに関心を払わなくたって生きていける。でもアートに関心をもつことができる人生は、アートがない人生を送るよりも豊かである!〜まえがきより抜粋。現代アートの一番の楽しみは、作品について知りたいことがあったとき、アーティスト本人の口から聞ける可能性がある。ライブで見られる、会える、話せる。今月25日に本書刊行記念のトークイベント&サイン会があるらしいです!原田マハ27作品目2015/01/14

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