風魔外伝

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396634476
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

化け物か、異形の神か―織田信長が銃口を向けた巨躯。それは戦国武将から恐れられた忍び・風魔の小太郎だった。天下統一に迫る信長が危惧する唯一の存在。信長は決して狙いを外さない。魔王と風神の子、最初で最後の対決の行方は?秀吉を脅かし家康を懼れさせた戦国の英雄とその仲間たちの知られざる物語!

著者等紹介

宮本昌孝[ミヤモトマサタカ]
1955年、静岡県浜松市生まれ。日大芸術学部卒業後、手塚プロ勤務を経て執筆活動に。95年『剣豪将軍義輝』で一躍脚光を浴び、以後歴史・時代小説作家の旗手として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

58
風魔の忍び衆を書いた物語です。物語の始まりは、箱根の山中で相州小田原北条家長老である北条幻庵の庇護を受ける名族足利氏の末裔である足利氏姫(龍姫)が。北条幻庵の依頼で風魔忍びの頭である風魔小太郎が、氏姫を警護をしているところから始まります。最後は、三代目将軍徳川家光の治世。シャムより山田長政の息子を長とする使節団が来日する。その中に風魔小太郎と笹箒の子が入っています。宮本昌孝さんの本を読むのは始めてです。2023/10/28

NAO

43
日本人離れした忍者風魔小太郎を描いた『風魔』の外伝短篇集。「闇の甚内」風魔小太郎を散々てこずらせ悪事の限りを尽くした神崎甚内だが、湛光風車、唐沢玄蕃と、小太郎のいない世界にあってはどこか精彩を欠き、その末路も哀しい。「南海の風」シャムから来たひときわ異彩を放つ若者に、風魔小太郎の面影が光る。『風魔』を懐かしく思い出しながら、楽しく読めた。2016/03/23

oyai

9
本編読まずしてまず外伝から読むという。本編読んで無いので人物関係がよくわからないですが、面白かったです。鳶沢甚内が出てきたりして、あの長編を思い浮かべたりしてニヤニヤ。本編も借りてきます2014/12/03

としえ

7
本編を読んでから結構経っており内容をほとんど忘れていたので、記憶に新しいうちに読めばもっと面白かっただろうと思った。どれも面白かったが、三人の甚内が出てくる『闇の甚風』、氏姫の娘が出てくる『姫君りゅうりゅう』、小太郎と笹箒の子供がでてくる『南海の風』の話が好き。『闇の甚風』で笹箒が別れ際に杏に言った「仕合わせは誰に与えられるものでもない、みずから摑むものですよ。必ず仕合わせにおなりなされ」の言葉と、『南海の風』でセーンが言った「昨日を笑い、今日を生き、明日を望む。それが人生だと父は申します」の言葉が好き。2015/01/21

sakichi

6
素敵だねぇ~素敵な登場人物がたくさんだから、風魔シリーズは面白いし、素敵。また本編を読もう。2014/12/13

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