女王蘭

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  • サイズ 新書判/ページ数 417p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396633042
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ベストセラー『黒い太陽』が進化!

連ドラ化人気エンターテインメントの最新刊
ベストセラー『黒い太陽』が進化!
夜の聖地キャバクラに絢爛(けんらん)と咲く一輪の花。
復讐を誓った女、カリスマと呼ばれる女、「風俗王」の異名をとる男、その座を奪おうとする男――
漆黒(しっこく)のジハードを勝ち抜くのは?


お前の中の天使を封印しろ。そして、夜の世界に咲き誇る女王蘭になれ――自分を裏切り、父親を死に追い込んだ「風俗王」藤堂(とうどう)への復讐を誓った優姫(ゆうき)は、敵(かたき)の主戦場(フィールド)である水商売に身を投じた。日本一のキャバクラ・キャストを目指して、藤堂と敵対する立花(たちばな)の新宿フェニックスに入店。しかしそこには伝説のカリスマキャスト冬海(ふゆみ)がいた。風俗業界の覇権をめぐり熱い火花を散らす二人の男、そして美しい毒牙を磨きあう二人の女……。一瞬もとどまることのない闘いの中で魔性の魅力を身につけてゆく優姫に、いつしか立花は自らの野望を賭けようとしていた。キャストの引き抜き、出店合戦と抗争が激化する中、冬海が突如引退を宣言した! 連続テレビドラマ化されたベストセラー『黒い太陽』の世界に、妖しくも華麗なヒロインが登場! エンターテインメント界の鬼才・新堂冬樹が、風俗産業の闇に挑んだ傑作サスペンス最新作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

16
う〜ん、前作ほどのワクワク感がなく…。でも、立花さんがどこへ行くのか、続編も読みます。水商売で稼いだら、普通の生活できなくなっちゃうね。金銭感覚はすぐに変わるもんね、怖い怖い(^^;復讐屋の彼は、他の作品の登場人物のよ〜ですね、グロくて黒そうだが読んでみようかな♪2015/06/20

ねこまんま

16
面白かった。キャバクラはもちろんのこと「女の子目当てに飲みに行くところ」は女である私は行ったこともないし、まして、ナンバーワンキャストが月にいくら稼ぎかとかの数字になったら「そんなもん」なのか「ありえない!」のかの判断なぞできるわけがありませぬ。ここはそういう世界にたびたび出入りしているであろう、男性諸君に意見を聞いてみたいもの。今回の「蘭」たる女王、優姫はあえなく散ってしまったけど、君臨するのは一花で、それ以外は散り退くのは水商売には限らない掟でしょう。まあ優姫ちゃんは可哀想だったけどねえ。続編も期待。2015/03/10

Mer

13
「女王蘭」では、父親を死に追い込んだヒロイン優姫が藤堂への復讐劇..となるのだが、軸はやはり立花vs藤堂。あの手この手で互いを潰し合う戦いっぷりは、読んでいて大変面白い。が、実際は本当にシビアな世界だ。夜の世界で働く人たちってすごいなぁ〜って気持ちと、お金ってスゴいな..の思いで(絶対行くことはないけれど)興味は湧く。将棋みたいに何手先まで読み、手を打っていく。No,1になるってもうスゴい。最終話の「帝王星」が非常に楽しみだけど、まだ本を用意出来ていないので急がねば!!2023/07/03

カラシニコフ

13
リアリティ?なんだそれ。面白ければいいんだよ!!過剰だろうが有り得なかろうが読ませる力があれば物語は成立する。キャラクタのオーバーアクトも一人歩きもすべてが良い方向に転がっている、特にラストにかけて。これで終わればそれはそれで伝説だが続編も読まないとね。失望させるようなことはないと思うが、どうだろうね。 ★★★★☆2019/03/03

タナー

8
「黒い太陽」を読んでからまだそれほど時間が経っていなかったので、そのままの流れみたいな感じもあり、どんどんイケた。前作に続いて立花と藤堂の戦いが描かれているが、それにしても藤堂という男、えげつないなあ。ワタクシ的には立花が完膚なきまでに藤堂を叩き潰す場面を待ち望んでいるのだが..."完結編"となる「帝王星」も既に入手した。どんなラストが待ち受けているのか、ちょっとワクワクしたりもする。この物語の中に"溝鼠"を登場させたのは、新堂先生のファン・サービスでしょうかね。面白かった。 2020/07/29

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