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野球小僧の戦後史―国民のスポーツからニッポンが見える

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396615499
  • NDC分類 779.14
  • Cコード C0095

内容説明

下町の三角ベース、高度成長とV9、長嶋茂雄の天才伝説、バブル崩壊と日本人メジャーリーガー…団塊の世代(つまりオイラ)が体験的に振り返る戦後70年。どうだ、まいったか!

目次

1 原っぱとグローブと 1945‐1958(下町の空き地に集まる子どもたち;戦争と敗戦の記憶 ほか)
2 高度経済成長とプロ野球黄金期 1959‐1973(越境入学した中学で待っていたもの;下町にスタジアムができた ほか)
3 日本野球の鎖国と開国 1974‐2015(除籍された大学から卒業証書をもらった;長嶋さん引退とツービート結成のタイミング ほか)
4 長嶋茂雄さんの天才伝説―名選手列伝(自分の見せ場を知っている;わざとミスをするのが芸 ほか)
5 団塊の世代は光速を超えて生きる 1945‐2015(黒い霧の中に消えた名選手;「空白の一日」に何が起きたのか ほか)

著者等紹介

ビートたけし[ビートタケシ]
北野武。1947(昭和22)年、東京都足立区生まれ。芸人、映画監督、俳優。72年から浅草フランス座で漫才の修業を始め、74年にツービートを結成。絶大な人気を博す。テレビ、映画、CM、著作など多方面で活躍し、89年に『その男、凶暴につき』で映画初監督。97年にはベネチア国際映画祭で『HANA‐BI』が金獅子賞(グランプリ)を獲得し、以後、数多くの映画賞を受賞するほか、2010年にフランスの芸術文化勲章「コマンドール」を叙任するなど世界的に名声を高める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

47
ところどころ面白いけど、やっぱり本で読むよりテレビで見てた方がたけしさんはやはり面白いです。しかし、なんかえらくりっぱというか大御所になってしまったな、ブスとかじじぃとか言ってた人が。2017/05/31

ぐうぐう

22
昭和22年の生まれのビートたけしの半生は、そのまま日本の戦後と重なる。そんな戦後70年を野球で振り返ろうする辺りが、いかにもたけしらしい。たけしの著作のほとんどは、たけしの語りを文章にし、再構成するスタイルを取っているが、本書もまさしくそうで、そんな語りだから起こる脱線が実に楽しい。たけしファンにはお馴染みの(特に長嶋茂雄に関する)エピソードも多いが、文章からは、ワインを飲みながら楽しげに喋っているたけしの顔が浮かんでくるのだ。(つづく)2016/01/22

gtn

21
戦後史と自分の来し方が重なる著者。そこには、長嶋や若ノ花等ヒーローがいて、それに傾注するだけで、貧しくても嫌なことがあっても幸せになれたと語る。今はどうか。モノも情報も溢れているのに不充足とは言いたくないが。2021/08/31

ライアン

16
戦後史と野球の話がミックスされてて、野球好きにはたまらない内容でした。たけしさんは永遠の野球少年なんだなと思いましたね。長嶋さんとのエピソードは微笑ましくて好きだなあ~2016/04/09

niaomi

14
主人が読みながら笑っていたので気になって読んだ。団塊の世代、たけしさんの少年時代の話が面白かった。 長嶋さんや野村さんの試合中のやりとり(バッターボックスでのささやき)も楽しい(笑)2016/03/10

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