出版社内容情報
戦後史を俯瞰しながら、日本と世界の「現在」と「これから」を読み解く。宮崎氏は裏社会に精通する作家として、佐藤氏はインテリジェンスの専門家として「戦争」「革命」「暴力」をキーワードに対論する。
内容説明
「イスラム国」の殲滅戦は「革マルVS中核」に通じる!核兵器が拡散してゆく世界を生きる私たちは、今こそ暴力革命の歴史を知らなければならない。
目次
1 世界革命か、世界戦争か―イスラムの動乱から予見される「核兵器の時代」というシナリオ(日本は「戦争」に加担してきた;2015年の世界情勢をどう読むか;ウクライナ問題で浮上する「イスラム国」 ほか)
2 戦後日本の革命前夜―占領期から東西冷戦 共産党と新左翼の“暴力革命”を読む(目的としての世界革命;旧ソ連と「イスラム国」の共通点とは;生きている世界革命論 ほか)
3 もう一つの革命―バブルが変容させた日本は、これからどこへ向かうのか(バブルの日本、映画館跡地の地上げに向かう;アベノミクスと土地バブルの共通点;紙袋に現金1億円 ほか)
著者等紹介
宮崎学[ミヤザキマナブ]
1945年、京都府生まれ。早稲田大学中退。早稲田大学在学中は学生運動に没頭し、共産党系ゲバルト部隊隊長として名を馳せる。週刊誌記者を経て実家の建築解体業を継ぐが倒産。半生を綴った『突破者』で衝撃デビューを果たし、以後旺盛な執筆・言論活動を続ける
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了後、85年、外務省入省。在英日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪で逮捕・起訴され、512日間勾留される。09年に最高裁で上告棄却、執行猶予付有罪確定。13年6月に執行猶予期間満了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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