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体と心がラクになる「和」のウォーキング―“ゆっくり歩き”で全身協調性と深層筋が目覚める

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614270
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0077

内容説明

ゆっくりと、長い距離を、景色などを眺めながら歩くスローウォーク。からだに無理な負担をかけず、からだの深層の筋肉を活性化。

目次

1章 ゆっくり歩いてからだをリセット―「全身協調性」でラクになる(からだは自然に整うようにできている;日本人の歩行)
2章 「和」のウォーキングのからだを作る―日本人のための深層筋エクササイズ(長く歩けるからだを準備;「和」のウォーキング・エクササイズ;ゆるめて自由にするエクササイズ)
3章 日本人の身体を考える―「気持ちいいからだ」感覚を取り戻すために(深層筋と日本人の身体;能と相撲の動から考える)
4章 ゆっくり歩けば、心にもなにかが起こる―「いのち」を枯らさないために(なぜ芭蕉は歌枕巡礼の旅に出たのか?;『おくのほそ道』を歩いてみた)
5章 実践・「和」のウォーキング―大名庭園「六義園」を歩く(暗号を読み解きゆっくり歩く;六義園を歩く)

著者等紹介

安田登[ヤスダノボル]
1956年生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師であり、日本で数少ない米国Rolf Institute公認ロルファーの一人。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師の謡に衝撃を受け、27歳のときに入門。現在は、国内外を問わず多くの舞台をつとめるほか、さまざまな形での能のワークショップも行なう。朝日カルチャーセンターの講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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nizimasu

4
安田先生の本はついつい読んでしまうのだけれどすり足の勧めをしていてそれはダイエットとかよりも体を維持する日本人ならではの歩き方にあるというのが氏の主張。つまり疲れない歩き方をして全国を遊行するようなスタイルが理想だという。氏の主張にはいつも興味深い点が多くて今回も目から鱗である。日本人の身体の動かし方や所作というのも大きな変化がある訳でないというのも納得2016/09/14

こま

2
和のウォーキングとトレーニングかと思ったら芭蕉の話が長かった。そういやタイトルに「心」も入ってたっけ。2015/10/02

バーベナ

2
身体のスリム化を図るためのウォーキングではなく、心に響かせるウォーキング論。身体を緩めて、時速4キロでゆっくりと歩く。いままでの常識とはちょっと違っていて、面白い。2015/03/16

ひろポニョ

2
能楽のすり足から始まって、ロルフィングの身体技法、元力士のインタビュー、芭蕉の生い立ちと旅の意味、不登校の生徒たちと歩く「おくのほそ道」、日本庭園の歩き方と和歌の世界、、、よくぞ一冊にと思うほどの確信的脱線。ウォーキングの本と思って読み始めたが、歌枕について興味がわいたり、相撲中継を観たくなったり、ただのエクササイズ関連本ではない。身体(とその動き)と心をつなぐものが芸術であると位置付ける著者は能楽師。伝統芸能に学ぶ日本文化、特に身体技法は神秘的だ。 あと、相撲のシコやテッポウといった動きをエクササイズと2013/01/28

高木康宏

1
とかく現代の日本人は目的選考型に陥っており、陸上競技に関してもゴールを目的とした競争が主で、ビジネスも利益重視になっている。  筆者は日本人はもともとスローペースで途中を楽しむ民族ではないかと問いかけている。 ゆっくり疲れない歩き方を習得しよう。 それと同時に読書も速読がもてはやされているようだが、ゆっくり時間をかけて読む方がいいのではないかと思った。 この本はそれに気づかせてくれた。 2019/07/18

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