日本人の9割に英語はいらない―英語業界のカモになるな!

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396613921
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0095

内容説明

「頭の悪い人ほど英語を勉強する」「楽天とユニクロに惑わされるな」「ビジネス英会話なんて簡単」「英語ができても仕事ができるわけではない」「インターナショナルスクールを出て成功した人はいない」「早期英語教育は無意味である」―元外資系トップだからここまで言える!挑発的かつ実践的な、真実の英語論。

目次

第1章 本当に英語は必要なのか
第2章 英語を社内公用語にしてはいけない
第3章 本当の「学問」をしよう
第4章 日本の英語教育は日本人をダメにする
第5章 英会話を習うより、本を読め!
第6章 それでも英語を勉強したい人へ―成毛流英語学習法

著者等紹介

成毛眞[ナルケマコト]
1955年、北海道に生まれる。中央大学卒業後、自動車部品メーカーや株式会社アスキーなどを経て86年、マイクロソフト株式会社に入社。91年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在、同社取締役ファウンダーのほか、早稲田大学客員教授なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

87
確かに英語は大半の社会人には必要のないものなのに早期教育を唱えることの異常さがこれでもかというくらい出てて痛快だった。特に日本企業なのに社内公用語を英語にしている企業が更に新卒の大半を外人にし日本人学生にも見放されているのを初めて知った。2011/09/07

奥澤啓

62
「日本人の9割に英語はいらない」。その通りである。日本で生まれた人のほとんどは日本で生きて死んでいく。生活上も仕事上も英語はいらない。また、高度に専門的な事を日本語で対応できる。これは東南アジアや非英語圏の途上国と比すれば、文明論的に奇跡に近い。それだけ日本は文明も進歩していれば言葉も鍛えられている。近代化の過程で欧米の文物や思想を翻訳することで受容し、文明を進歩させ言葉を鍛えてきたからである。授業を英語で行う事を売り物にする大学がでてきた。明治初期と同じ事をするのが意義があるかどうか。見守っていきたい。2014/12/23

takaC

50
第5章・第6章は比較的真面目に読んだ。それ以前は参考意見として読んだ。2011/11/21

takaC

41
テンポがよく小気味よい。第5章めあてに再読。2012/12/20

mazda

33
小生、若いころは英語しか自慢できるものがなく、それを生かして仕事をしたいと強く願ってきましたが、最近になって英語なんかどうでもいいと本気で思ってきていました。その意見を強力にバックアップしてくれる本で、作者の言う「1割」に小生は入っていないのだな、と感じました。仮に入っていたとしても、英語よりも母国語、母国の歴史を学ぶことの方が先だな、と。「インターナショナルスクールを出て成功した人はいない」は、衝撃的であると同時に、「確かに」であった。今年読んだ本の中ではトップ3に入ると思う。2013/06/23

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