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能に学ぶ「和」の呼吸法 - 信長がストレスをパワーに変えた秘密とは?

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396613006
  • NDC分類 498.3
  • Cコード C0077

出版社内容情報

織田信長は、なぜ戦いの直前に『敦盛(あつもり)』を舞ったのか?
深い呼吸と発声が、心と体の隠れた力を引き出す!

<なぜ、信長は強かったのか?>
古来、勇将・猛将と呼ばれた人には、人一倍恐怖心が強いという人が多くいました。織田信長も、とりわけ恐怖心が強かった一人ではないでしょうか。しかし、それでも彼はタフだった。そのタフさを作っていったひとつの技が「舞」でした。舞と謡によって信長は、死の恐怖を克服し、それを行動のエネルギーに変えていったのです。

<能に隠された「反復律動性の呼吸」の効用とは?>
謡や舞は、「ゆっくりと繰り返される、リズミカルな深い呼吸」、すなわち「反復律動性の呼吸」によってなされます。「反復律動性の呼吸」にはストレスをそのままに保ちながら、それを適切なリズムに整えることによって、行動エネルギーに変換させる効果があります。不安や恐怖、ストレスにさらされている人にこそ最適な呼吸法といえるでしょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くぅ

2
日本人は精神的に弱いのではなく、精神的に過敏な民族。過敏さは上手くコントロールされたときに強さになって表れる。そのコントロール方法の一つが呼吸と発声。能の謡や舞に使われる呼吸方法と丹田から出す声によってストレスを行動エネルギーに変換させることができる。信長も能を舞うことで死の恐怖を克服し、その恐怖を行動エネルギーに変えたなどなど、その他にも古代日本人の歌との関わり方などについても触れらていて興味深く読めた。能の謡を習うことが勧められているがなかなか習うには敷居も高く感じるが、本書の巻末に呼吸法が何種類か紹2015/08/02

だにえる

1
踵は気の元であり、息の発生源。古代中国の思想では陽の気は天から下り、陰の気は地から上がるとされる。喉だけの呼吸では陽の気は体内に入れることができるけれど、それだけでは浅いし、首から上だけが陽の状態になってしまう。やけにポジティブなんだけど、地に足がついていなくて、ちょっと危うい感じ。「かかと呼吸」をすることによって、上からは天の陽の気を取り入れ、しすて足裏からは陰の気、すなわち地の気であり、人の息を生み出す根本の気をも取り入れることが可能になる。真人(真なる人)の深々とした呼吸が可能になる。2018/08/12

うさぎ

1
ヨガで言われている呼吸と似ているところがあり、何だかあまり目新しさはなかったなぁ。2015/01/29

野添真由美

1
P102で紹介された白隠禅師の病状について、いくつか当てはまる自分に軽くショックです…(-_-;)2013/10/04

13km

1
いろんな呼吸方法があるけど文章だといまいちわかりにくい。しかし、大声をだしたり歌を歌いたくなった。人間、気合いをいれるときは大声を出すものだし。2013/08/04

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