内容説明
アニメ、ゲーム、映画、フィギュア…今、「メイド・イン・ジャパン」は世界最先端商品だ!デジタルで統合が進むコンテンツ・ビジネスを国際マーケットでどう育てるか。日本を救う「新文化産業」の未来とは。
目次
第1章 「クール」の帝国・日本
第2章 ビジネスとしての「クール・ジャパン」
第3章 「ジャパン・オリジナル」の強さ
第4章 「AKIBA」から世界へ―国境を越えて増殖する「OTAKU」
第5章 「クール・ジャパン」を産み出す人々
第6章 新・文化産業のための世界戦略
著者等紹介
杉山知之[スギヤマトモユキ]
1954年東京都生まれ。工学博士。1979年、日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手。87年よりマサチューセッツ工科大学メディア・ラボ客員研究員として3年間活動。国際メディア研究財団・主任研究員、日本大学短期大学部専任講師を経て、94年10月、デジタルハリウッドを設立。以来、クリエイターの育成、インターネットビジネスの発展に力を注いでいる。現在、デジハリ学校長とデジタルハリウッド大学・大学院学長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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にらさわ
2
日本でこれほど漫画が豊かに育まれたのは宗教的タブーのない社会という理由があること、になるほど!と納得。2010/12/07
Maki.
1
なぜAKIRAがあれだけ評価されるのかよくわからなかったけれど、なるほど。日本の漫画って日本人にしか書けないのか。普段当たり前のように読んでるから文化が違うのにどこに海外の人が魅力を見出してるのか今までよくわからなかった。2014/09/28
washi
1
出典が明確でないエピソードが多いところは微妙。ネオライトの政治家の人たちやお役所が非オタをアジるためのアンチョコ……という感じ。ともあれデジハリが輩出する人材には期待するけど……。2008/07/22
しぇるぱ
0
クールジャパンとはもっと広範囲なものを語っているのだと思って読み始めました。違った。工業製品とか日本の伝統などを語るものではありませんでした。アニメであり、キャラクターの商品展開であり、こういうのをコンテンツ産業と括るのだそうです。日本のコンテンツに触れて、世界の若者は自分がオタクであることを発見する、自認する。オタクとはワールドワイドな存在です。なるほど、そうか、と膝を打つことなく読み終えました。なんだかなぁ、自分のハタケだけで語っているような気がする。著者は、デジタルハリウッドの学校長であり、学長であ2016/12/07
ニョンブーチョッパー
0
◎2009/08/25