「人口減少」で日本は繁栄する - 22世紀へつなぐ国家の道

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396612498
  • NDC分類 304
  • Cコード C0033

出版社内容情報

「国力衰退論」の虚妄をはぐ!
旧式経済学ではわからない「少子高齢化」がもたらす恩恵とは。

人口が減ると、新しい文明が始まる

日本が歴史上経験した四回の「人口減少」
<縄文後期>
農耕の始まり、弥生時代の到来
<平安時代>
国風文化の成立
<室町時代>
商品経済や金融業が発展
<江戸中期>
社会制度と町人文化の発達
現在は五度目の文明転換期である!

日本は「人口減少社会」の先進国である(本書の内容)
■経済発展の大前提ではなくなった「戦争」と「大量生産」
■文明の転換期に人口は減少する
■二五〇年の安定をもたらした江戸に学べ
■ルネッサンスが誕生したのは、人口が激減したから
■人口が減れば、国民一人あたりのインフラ利用もゆったりする
■日本が成し遂げた「内政の文明化」とは
■「消費」と「輸入力」が主導する経済---お年寄りの使う貯金が景気を回復させる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

108
日本は人口が減少した時に歴史的に見ると繁栄してきたと主張する一冊。今後どうなるのか観てみたい。2014/02/09

mazda

22
歴史的に人口減少の局面が何度かあったそうですが、そのタイミングは文明の転換期だったそうです。そんな局面を何度も迎えながら、国が滅びたり日本人が1人なったりしたことはないということなので、多分これからもそういうことは起きないのではないでしょうか?国内だけで全て賄える日本は、今すぐ鎖国してもやっていけるという意見で、過去に侵略したのどうのという国が2,3ありますが、日下さんが「あなた方のような野蛮国を誰も侵略などしない。日本にとって韓国はいらない。中国もいらない。」と斬って捨てたそうです。御意!2015/10/12

ちょく

1
少子高齢化について勉強中。人口減少は怖くないとする説。今まで人口減少を問題視する本を読んでいたので、読む前はかなり不信感があった。が、読んでみると、全てではないが、納得できる部分もあり、なるほどと思う部分もある。あまり関係のないような政治の問題や国際問題にまで言及しているが、少子化についての対策では面白い意見があった。女性にお金と暇を与えても、出産ではなく他のことに使うから出生率が上がったりしないと、ばらまき型の対策を批判し、子供を産んだ人を大学に無試験・無料で優遇すればよいとの意見は興味深い。2014/10/28

1
人口が減少することによって日本人の一人一人の所得が増えるだろう。これまでに日本は、4回人口減少を経験しているが、そのどれもが文明の転換期であったことを考えれば、今がまさにその時なのであると考えられる。2013/10/29

あかり

1
対面音読した本。/なんつーか、元気づけられる内容。「フツーの日本人が自分の仕事の中で美しさや質感を無意識に(当たり前のことのように)追求している」など、日本人の美点を挙げて勇気を自信をつけてくれる。2006/02/27

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