『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略

『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究―中国における「情報戦」の手口と戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396610906
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0020

出版社内容情報

1997年、突然アメリカで出版された「ザ・レイプ・オブ・南京」。「南京虐殺」はナチスのホロコースト以上と主張する同書は、歴史的事実を無視したひどい内容にもかかわらず、50万部を越すベストセラーとなり、アメリカ人は初めてこの事件のことを知った。日本がここで反論しなければ、同書の内容が「世界の常識」となり、日本は立ち直れなくなるだろう。実はこれこそ、情報戦をお手のものとする中国の常套手段なのである。中国系アメリカ人アイリス・チャンの書いた反日偽書を徹底的に反証し、完膚なきまでに批判した力作!(祥伝社販売課相沢オススメの一冊)中国人女性ノンフィクション作家が米国で出してベストセラーになった本に掲載されてる日本人の兵士が罪もない中国人を連行していくところ、とキャプションのついた写真。そのウソを物証を提示しながら暴くところが痛快。この本を読むと“右側”に染まっていきます。

内容説明

1997年、突然アメリカで出版された『ザ・レイプ・オブ・南京』。「南京虐殺」はナチスのホロコースト以上と主張する同書は、歴史的事実を無視したひどい内容にもかかわらず、50万部を越すベストセラーとなり、アメリカ人は初めてこの事件のことを知った。日本がここで反論しなければ、同書の内容が「世界の常識」となり、日本は立ち直れなくなるであろう。これこそ情報戦をお手のものとする中国の常套手段なのである。

目次

第1章 『ザ・レイプ・オブ・南京』とは、どんな本か―いまなぜ、誰が、何のために(著者は何を主張しているのか;そもそも「南京事件」とは何か)
第2章 写真検証編 写真捏造、暴かれた手口―かくて“証拠写真”は、一枚も存在しない(中国の情報操作と歴史写真;『ザ・レイプ・オブ・南京』の写真検証)
第3章 本文検証編 五つの主張に反論する―このまま世界の「常識」として定着していいのか(検証―チャンの主張の根拠と論旨;歴史書としてのレベルを問う)
第4章 「情報戦」というもう一つの戦争―日本人が最も苦手とする、油断もすきもならない世界(なぜ、日本語版の出版が中止されたのか;国内における「自虐・反日」派の情報戦)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

14
2015.8.15にサンフランシスコに抗日戦記念館などというものが建てられた。年々強まる中国の反日意識とその資金源。その中で際立った足跡を残すのが本書。米国で売られた 「The Rape of Nanking 」は50万部も売れたという。具体的に史料を上げ根拠を示し、チャンの主張に反論。いかにチャンの主張がでっち上げか良くわかる。また、あまりにも多い記述ミス、もしくは捏造。当時の南京の人口は25万人。いかに30万の人々が虐殺されたのか?掲載されている写真は意図的に編集され、捏造されたキャプションが付けられ2015/08/18

かおりんご

3
原著を読むしかないな。30万人虐殺は、かなり嘘っぽいことは分かったけど…。まだよくわからない部分があります。色んな本を読んで、比べてみます。2012/08/19

nota

2
原著のずさんな内容に反証するとともに、日本を陥れるシステムについて明らかにしている。 当時の南京において、日本軍による「大虐殺」が「政府主導によって」行われたことにすると利益を得る人たちがいて、外務省が事件の存在を認め、原著の日本語版が出版直前に取りやめになったことを右翼の強迫によるものだと捏造し(この部分については白眉・P222)。 「現在でもこのシステムは正常に動作している」のです。2019/07/26

micari

2
20.図書館で文化大革命関連の本を探していたのに、なぜかこれを借りてしまった。とりあえず読んだけど、南京大虐殺については何かで聞いたことがあるぐらいで何の知識もありません。なのでこんなの読んでもわかりませんでした。何が本当で何が嘘なんだかもわかりませんでした。2017/04/28

kama

1
原書のムチャクチャなのは良く解ったが、本書がどの程度真実であるのかも読者には判断できず、保留(情報の収受選択をおこなっている様な印象も)。中国人などの図々しさ強さは同感、2011/12/19

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