モラトリアム国家・日本の危機

モラトリアム国家・日本の危機

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396610722
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

名著(「モラトリアム人間の時代」)から20年。その病根は若者から企業の管理職、官僚、教師にまで波及した!権力志向のみ強く、責任をとらない人々…モラトリアム人間が「エリート」となった国の悲劇。

目次

第1章 「モラトリアム・エリート」たちの出現―どの領域にもモラトリアム症候群
第2章 モラトリアム国家・日本―内外から危機が迫る
第3章 「父親なき社会」の行方―敗戦で強く頼りになる心の支えを失って
第4章 「モラトリアム二世」世代の衝撃―いま目を向けるべき、世代間の断絶
第5章 「ジェネラティビティ・クライシス」―親らしい心、先生らしい心を、いかにして取り戻すか
第6章 日本人としての「自分らしさ」を求めて―いかにして戦後のタブーから解放されるか
終章 モラトリアム国家・日本への提言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウみん

1
戦後以降の日本社会について鋭く批評した一冊。 最近、様々な事件など日本人の精神的な成長が止まっていることをよく見せている。 前に読んだ「若者をやめて大人をはじめる」とか阿部和重さんのノンフィクションなど日本人のモラトリアム的なことがよく取り扱っている。 20年前の本だが、とても鋭い本だ。2019/03/20

ルアット

1
「モラトリアム人間の時代」の出版から20年後に出版した本。なんでもかんでもモラトリアムだと決めつけている感もある。2011/04/11

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