Non select<br> 日本人とアメリカ人―日本はなぜ、敗れつづけるのか

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日本人とアメリカ人―日本はなぜ、敗れつづけるのか

  • 山本 七平【著】
  • 価格 ¥1,047(本体¥952)
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  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396500887
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0020

内容説明

古くは戦前から「病める大国」とされ、今にも崩壊するかに言われつづけてきたアメリカが、いまだ崩壊するどころか繁栄を続けているのはなぜか。アメリカの本当の強さの秘密を、日本人は見過ごしているのではないか。そんな疑問に駆られた著者が、一九七五年の昭和天皇訪米を機に渡米、アメリカ人の天皇観、人種問題、宗教問題など、広範なテーマに渡って精力的な取材を敢行、そこから導かれる考察をまとめた快著『日本人とアメリカ人』。本書ではさらに、アメリカに関する雑誌掲載論文三編を合わせて紹介。

目次

序章 天皇とおにぎり
第1章 なぜ「病める大国」は崩壊しないのか―植村女史の報告にみるアメリカ人気質
第2章 「現実的」と「個別主義」―「有色人種地位向上協会」会長との対話から
第3章 悪行も告白すれば許される―連邦政府資料館で考えたこと
第4章 日系人は、いかにアメリカに溶け込んだか―アメリカが見えてくる一つの視点
第5章 「空間的思考」と「歴史的思考」―なぜ、日本とアメリカの議論はかみ合わないのか
第6章 法規絶対社会・アメリカの怖さ―日本人が痛い目にあう根本的勘違いとは
第7章 レイシズムとアメリカ人―捕鯨禁止運動の背後にあるもの
第8章 「サザエさん」の世界、「スヌーピー」の世界―タテ社会とヨコ社会は、どこで交わるか
ライシャワー発言と勧進帳
モザイク国家・アメリカ二題

著者等紹介

山本七平[ヤマモトシチヘイ]
1921年、東京生まれ。42年、青山学院高商部卒。戦時中は砲兵少尉としてフィリピン戦線を転戦、マニラで捕虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携る。70年発行の訳書『日本人とユダヤ人』が大ベストセラーになり、世の中に衝撃を与えた。日本の文化と社会を独自の手法で分析していく論考は、「山本学」と称され、いまなお広く読み継がれている。1991年、69歳で没す
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感想・レビュー

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ドナルド@灯れ松明の火

7
日本人の思考方法がいかに世界で理解されていないかが具体的にはっきりと理解できた。現実的(プラクティカル)と個別主義(インディビジュアリズム)に代表される米国は、空間的思考をし、アンフェアを排除する。日本は歴史的思考をして生意気を排除する。この差は永遠に埋まらないかもしれない。そして良い日本語訳のないレイシズム(racism)を理解すれば、日本が何故捕鯨禁止で責められるのかがわかる。長年米国に住んだデザイナーの女性の「アイデアだけではダメでそれをどう構成するかが大事」という言葉は非常に重い。日本はなんと今2011/01/03

がんぞ

3
戦後30年の昭和天皇の訪米に際して朝日新聞の企画で受け入れる民情、国民性の違いをレポートする“ベンダサン”。「終戦の時、日本人は転生したのだ。その“天からの声”を出した昭和天皇だけは転生できず戦前のままだから憎む」成程。自己をうるさいほどアピールしないと存在を無視される合衆国で、天皇は“パッとしないから目立つ”スヌーピーの飼い主チャーリーブラウンだ。「マッカーサーは初会見の際『この人物が戦争を起こしたとは思えない』と感じただろう」。米国には全国紙がない、俺は俺&此処の仕来りはこうだ“嫌なら出て行け”が原則2015/05/29

Tom Zacky

3
おおお!良書!! 現実的(プラクティカル)&個別主義(インディビジュアリズム)( ゚Д゚)㌦ァ!! おもろかったのが、『サザエさん(親→子→孫)』VS『スヌーピー(子供チームに犬と鳥)』という構図がアニメの世界に顕在化。 この本出たの1975年だって。。。 良くここまで作者はお互いの価値観・思考形態など表現・表出できてなーって感嘆します^^ 多様な価値観をご理解されたい方にはオススメです(*゚∀゚)ゞデシ2012/02/16

さとこ

2
ともすれば自分たちと同じなのではないかという錯覚を抱いてしいがちなアメリカのイメージをいくつかのキーワードを下に切り分けてくれる書であった。アメリカ人と日本人の思考形態の根本的な違いを理解する上での助けになることは確か。2011/09/21

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