祥伝社文庫<br> 下山事件 暗殺者たちの夏

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祥伝社文庫
下山事件 暗殺者たちの夏

  • 柴田 哲孝【著】
  • 価格 ¥1,012(本体¥920)
  • 祥伝社(2017/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 664p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396343170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

GHQ占領下の昭和二四年、後に“昭和史最大の謎”といわれる事件が起きた。七月五日早朝、下山定則初代国鉄総裁が失踪。翌日未明、線路上で礫死体が発見された「下山事件」である。あの時、何が起きたのか…。政財界の大物、日米の諜報員と特務機関員、警察と検察。当時の関係者の動きを小説という形で追跡し、ノンフィクションでは描ききれない真相に迫った衝撃作!

著者等紹介

柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件 最後の証言』で日本推理作家協会賞と日本冒険小説協会賞をダブル受賞。07年に『TENGU』で大藪春彦賞を受賞するなど今、最注目の作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラスカル

20
GHQ占領下で起きた下山事件。松本清張の『日本の黒い霧』が有名だが。ノンフィクションでは語れないところをフィクションという形で書き尽くしたとか。戦争帰りの男たちの殺人を何とも思わないところが怖かった。「売国奴は線路に寝かされて汽車で八つ裂きにされた」とか。それで下山総裁は列車に轢断されたのか。GHQ内部の権力闘争だけでなく、暗殺者たちの汚職もからんでいたとは。どちらにしても、敗戦後の日本の混沌とした世相がよく描かれている。2020/06/16

誰かのプリン

20
GHQ陰謀説が有望かなと今まで思っていた。しかし国鉄を巡り甘い汁を吸おうとする政治家、はたまたGHQに属する一派閥や民間企業を装う右翼たちの欲望が本事件を起こした理由だ。流石、事件を起こした孫の著者が書いているため説得力がありました。下山事件に関する次なる本を読もう。2018/01/08

Tomomi Yazaki

8
著者の得意する、史実を織り交ぜながらの物語は淡々と進む。彼の身内も例外ではなくほぼ実名で登場する。そして闇のフィクサー・矢板玄も・・・。この下山総裁殺害計画の詳細な記述は、本当に著者の想像なのか。身内が犯罪に手を染めた事実を包み隠さず公表したルポ・下山事件最後の証言と合わせると、闇の歴史のジグソーパズルが完成する。600ページにも及ぶ長編だが、久しぶりに読書に没頭し、堪能できた。これは、柴田哲孝の執筆に対する揺らぎの無い覚悟を推し量ることのできる一冊である。2018/06/21

Hiroki Nishizumi

7
興味深く読めたが、時代考証や人の生き様の描写に少し甘いところも感じた。2019/11/26

tsunemi

7
「日本の黒い霧」で興味を持ちこちらへ。50年近くの時を経ているが事実資料はそれほど変わらず。清張さんはGHQ 黒幕説、こちらはGHQ 傘下日本企業謀略説。暗殺までにかなりを費やしているが後半の警察組織の対立の件を充実させてくれたら個人的には好みかな。~最後の証言では事件に絡んだ遺族のインタビュー含めノンフィクションになっているようでそちらも読んでみます。柴田さんの他の作品も試してみたい。2019/10/11

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