内容説明
「東京発「さくら」全乗客の安全と引き換えに、二億円を用意せよ!」殺人を繰り返す凶悪犯から届く、悪夢のような連続脅迫状。十津川警部が現場を押さえるべく「さくら」に乗り込むが、鉄壁の捜査網をかいくぐり、大金はB寝台一号室から消えた。容疑者は乗員乗客十三名。そして、またしても新たな殺害予告が…。息もつかせぬサスペンスが魅力の傑作トラベル・ミステリー!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。公務員生活の後、数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2005年には、日本ミステリー文学大賞が贈られる。作家生活五十年、著作が六〇〇冊に迫る国民的推理作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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