内容説明
“人はなぜ、最も大切な人をいちばん傷つけてしまうのだろう?”これ以上、妹を傷つけたくないと過去から逃れるように東京に来た江藤恵は、いずみと名乗る謎めいた少女と出会う。「殺されるかもしれない」とすがってくる少女にいつしか妹の面影を重ね…。愛し合い傷つけ合う若者の心に染みいる異色のミステリー。
著者等紹介
近藤史恵[コンドウフミエ]
大阪生まれ。大阪芸術大学卒業。1993年『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を最年少で受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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