内容説明
愛林学園高校の美少女ユカリは、下校の途中、タレントスカウトに騙された。彼女が犯されようとしたとき、その危機を救ったのは恐るべき“力と秘密”を持った転校生新宮寺ジュンだった。二人の間に愛が芽生えた。だが、この事件が巨大な謀略と戦うべく彼を宿命づけた。悪徳理事長大林豪蔵の非情の罠、さらに国際超犯罪捜査機構も動き出した…。なぜ一人の少年に抹殺の魔手が伸びるのか?ユカリとジュンの愛の行方は?『大予言』の著者が壮大な構想で書き下ろすヒロイック・アクション第1弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臓物ちゃん
5
かつての大ベストセラー『ノストラダムスの大予言』で昭和のチビッコをビビらせまくった五島勉が書いた、超マイナーなラノベをブックオフで見つけたので購入。学園を牛耳る黒幕とか出てくる昭和チックな俺TUEEE物。遠慮なくエロスとバイオレンスをバンバン展開してる所に時代を感じる。ただ、この本の何よりも恐ろしいのは、ノストラダムスの末裔である主人公が「頭の中で聞こえる声」に導かれて行動しているということ。未来で大悪党になる(今は凡人)奴を殺したりもしてる。さすが、『大予言』の影響でオウム真理教が生まれる訳だぜ…!2015/05/18
Ami
0
遠い昔に読みましたね。中学生の時。成人小説とは気付かずびっくりした記憶が鮮明です。続編があったのは知らなかったですよ。